オネエの作家もやられました。
まどかは本田からの連絡を受けて何があったかを知ります。警察官の本田はバーで作家から情報を聞いていた時、Mが出現しました。バーで惨劇が起こり本田もあぶなかったですが何とか助かりました。本田の話では同時刻にバーで二名、まどかの部屋に一名と計三名のMが出現したことになります。もちろん拘置所にもいたかもしれません。こうなると人数は無限に出せるおそれもあります。
今回Mは絶対安全な場所から我々を襲いに来るという説がでました。拘置所内が絶対安全とみた犯人がわざと池袋で捕まったのです。これで死刑執行までかなり安全になります。何か犯人は帰る場所というのが必要なのかもしれないと私は考えました。出張先で反撃された場合に姿を消してとにかく拘置所内に逃げかえれば勝ちなのです。では自宅でも良いのではと思いますがそう犯人は考えなかったと見えます。自宅だと何らかの手がかりから特定されて警察特殊部隊に踏み込まれます。そして刃物でも持っていれば撃たれて終わりです。あるいは偶然、強盗に入られたり火災だったり危険は自宅より拘置所の方が少ないということです。おかしな話ではありますが。