まあ親と行くわなと思いました。
現場で犯人を拘束した本田も襲われました。その時は背負い投げで制圧寸前でしたが幻影よろしく犯人が消えました。まどかは自宅に訪ねて来た美人セラピストにすすめられてある集団セラピーに参加することにします。そのセラピーは池袋の現場にいたまどかの友達二人も参加しています。彼女らは皆、覆面男の幻影に悩まされているのです。
私はこのような集団セラピーは危ないと見ています。犯罪被害者につけこむ宗教団体や高額な数珠を売りつける団体などが想定できるからです。むろん今回のセラピストはしっかりした身元のような感じで信用できますがそれでも危ないと思います。事件後に目撃者が話し合うと記憶を補完しあって自分が見たこともないものを裁判で証言するおそれがあります。あるいは犯人は複数いたのに周りの意見に同調して単独犯だったと思い込んでしまうのです。そうなると残りの犯人を取りにがすことになります。