紗月は小さ目の避難場所にいました。
天宮を好いていた紗月は彼とは離れ離れになりある避難場所に匿われていました。そこでは周囲のマーケットから必要物資を集めて安全を保っています。彼女はきららの姉と思われる磯波という人物と一緒です。
一方天宮や高木らはマンションでの救助を神城にまかせて保菌者の少ない郊外へと逃げてきました。私は若干疑問を持ちましたが、きららやらぎ姉を守るためです。もしも天宮たちがマンション救助で死亡すると自動的にきららなどの女衆も死ぬと考えられるのです。ここで興味深いのは自分が子供などの要保護者を輸送していた場合、近くで別の救助要請を受けたという場面での判断です。別の救助要請に答えたい場面ですが自分らがやられると今保護している子供らも死ぬことは確実です。救助要請を無視して進めるかというテーマが描かれていると思いました。