感染者はパワーアップしていました。
ホールで息を吹き返した感染者は謎のパワーアップをしていました。引っ張っただけで消防士の腕が飛んだのです。市民がまだ地下鉄に避難できていないので消防隊は決死の時間稼ぎをすることになりました。
作中で戻ってきてしまった避難者に消防隊が叫び続けるシーンは考えさせられました。よく航空機の火災では機内でⅭAさんが叫び続ける映像があります。私はこれまでそんな大声で言わなくても分かるし同じことを何度も言わなくても良いよ的な天邪鬼な意見の持ち主でした。建前上は乗客のパニックをおさえるため、安心させるためということですが今回その本心が分かりました。大声で叫ぶのは会話をしないためです。会話をすれば議論になります。すぐに逃げた方が良いのか待つのが良いのかなどの議論です。火災現場では議論などしていては間に合わないですし意見が割れることそのものが危険です。現場の消防隊は市民と会話はせず指示を大声で言い続けて彼らを従わせるという目的があると想像できました。