天宮と小鳥は同じということです。
窓から見えた姉妹を助けに行った天宮は妹が噛まれていることを知ります。隠れていた姉の小鳥をつれて逃げる彼は八方ふさがりであることに気づきました。何とかガムテープで屋上に籠城しましたが時間の問題です。
天宮のセリフで注目すべきものがありました。非常階段を保菌者が登ってくるのはその通りですが、やつらが登れない場所を探そうというのです。なるほど普通の人間が登れない高い段差、つまり手の届かない2メートルほどの高台であれば保菌者はまず登れないというのです。パワーが人間より弱いので保菌者は手が届く程度の高さでも超えられない可能性があります。よく屋上にある何だか分からない建物、つまり屋上へ出る階段のための建物などがこれに当たります。