視点が変わって楽しめました。
ホテル清掃員の美沢は子供と連絡を取るためにスマホの充電器を必要としていました。彼女は入出状況から同じ6階のフミトの部屋を訪ねます。お互いにゾンビではないかと疑って軽く戦闘になりますがすぐに誤解は解けました。この作品でもゾンビは意味のある会話はできないようですので少し声を出せば判別できるのです。
美沢が人間だと言ってアピールしたシーンは若干の違和感を感じました。フミトは部屋に侵入した女をゾンビと考えてシーツをかけてボコります。そして頭部を鈍器で殴って決着をつけるつもりでした。一方、美沢は後ろから殴られてシーツをかけられたので敵がゾンビか人間か分からないはずです。それなのに自分が人間だと声に出すのがおかしいと思ってしまいました。しかしよく考えれば絶対的に不利な状況でゾンビなら詰みです。人間なら声を出して誤解を解けば許してもらえるのです。背後の男が人間であれ、と思って声を出したなら正解です。美沢は頭の回転が速いと私は思いました。
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