時間的な制約がありました。
DAT本部ではチームシータからの通信が途絶えたことを把握しましたが元から現場には妨害電波が出ていることが分かっています。なるほどチームシグマの心たちがシータからの通信が途絶えたことをあまり問題にしていない理由が理解できました。
今回の救出作戦はアメリカのDATのドラゴン研究者であるウィルソン博士が対象でした。密かに来日してドラゴンに関する機密情報を渡しに来ていたのです。しかし博士の乗ったヘリが襲われてビルに激突してしまいました。もし博士や機密をドラゴン側に奪われると大変なことになります。たとえばドラゴンの弱点を封じてくるかもしれないのです。そこでチームシータの作戦が失敗になった場合に備えて1時間後にビルを空爆する予定です。もしも心たちが生きていても1時間で屋上から脱出できない場合には見捨てられます。タイムリミットが設定されていてドキドキの展開です。