ある程度パニック状態が進んだ状態からスタートです。
吉備津島では超獣が出現してからある程度時間が経過しています。その間に本土では島で超獣が出たぐらいの報道はなされているようですが隠されている部分もありそうです。そんなときに心理学者の如月が島にやってきたのですから大変です。驚くべき島の現状が目の前に広がり島民や区役所の職員は慣れたものだったのです。これはゾンビパニック作品で主人公ひとりが何らかの理由でパニック初期を知らずに中期からスタートする手法に似ています。その方が読者とともに主人公の驚きが描けるという利点があると私は思いました。
今回はメウチという超獣が出てきましたが弱点もあります。それは集中点といわれる急所のような部位です。そこを破壊するまでは何度でも再生を繰り返すので倒せないのです。ならば爆薬で面的に破壊すれば良いのではという疑問も起きます。ただその場合には霧が出てきてさらなる超獣を寄せてしまうことが分かっています。通常兵器では集中点は破壊できないようなので御子柴による接近戦が唯一の打開方法です。