怖いことを言います。
地上に出た葉山とマコトは石をぶつけられました。その石を投げたのは吉トメでした。彼は猿を管理して復讐の邪魔になる者を始末していたのです。吉トメは葉山に猿が好む特性の汁をあびせてマーカーとしました。これで葉山がいくら逃げても猿が集まってきて食われてしまいます。葉山はマコトだけは逃がそうと吉トメにタックルしますがナイフでわき腹を刺されてしまいました。わき腹は地味ですが出血が止まらない人間の急所のひとつです。
そこへ内閣調査室の高橋が通りかかりました。もちろん吉トメは誰かが逃げて通報されれば邪魔になるのでやる気です。そして高橋が素人ではないことを一瞬で見抜きました。高橋はサンプルの子ザルを背負っていてそれだけで何かある人物だと判断できます。
高橋と吉トメが相打ちするのが葉山としては最高です。ただそうなっても汁の匂いで猿が集まってしまうことは防げません。負傷した葉山はそうは動けず逃げられないので同じなのです。吉トメも高橋も葉山を守る義理はありません。葉山が匂いのついた服を高橋あるいは吉トメの遺体に着せて猿をやりすごすことにかけるしかなさそうです。