若干の矛盾点を感じてしまいました。
瀬津グループと修造グループは戦闘になりました。来黒鳥であろうピーちゃんの加勢もあって修造は瀬津の顔面を傷つけることに成功します。しかし現場には多数のゾンビが集まってきて修造グループは逃げ出すことになります。それを瀬津グループもあえて追わなかったのです。私は逃げられるのなら最初から走って逃げていれば良いのにと違和感を感じました。ただこれは修造が瀬津に一太刀あびせて戦意を喪失させたからだとも言えます。瀬津グループもリーダーが目の皮をやられたのを見て動きが止まってしまったと解釈できます。ただ集まってきたゾンビの群衆を瀬津の部下たちが押しとどめようとしているシーンも矛盾を感じます。瀬津も部下も知性型ゾンビですから無知生型に囲まれても襲われないのです。なのにそれなりの対応をしているように見えるのは不自然です。
さて本作品のゾンビの頭蓋骨の堅さですがハードタイプだと私は考えています。瀬津が仲間にナイフを刺した時には目とクチという柔らかい部分を狙ったからです。もしもソフトタイプなら頭のどこでも簡単に刺さるため簡単です。それをしなかった瀬津の動きから頭蓋骨そのものは堅いというのが設定だと思われます。バトル中に修造がバールならどこに当たってもやれると考えたのは私は思い込みや勘違いだと見ています。たとえバールが頭をかすっても骨折ぐらいはするかもしれませんが脳にまで達するダメージを与えるのは困難です。ただ脳がゆれれば失神しますから同じことという反論もできます。