意外性のある展開になりました。
カナメたち4名が倉庫に入ると、そこには奇妙な天井とシゲオ、スノウがいました。シゲオは拉致されたスノウを追ってここまで来たのです。するとシゲオはおもむろにGMイザヤを手刀で突き致命傷を与えました。実はシゲオはグリードだったのです。瀕死のイザヤを守るためにレインは銃を連射し、カナメやオボロも戦闘状態に入りました。スノウもまたグリードだったらしく転送によって強力なグリードのウィッチ、タワー、エミュレーターを呼び出しました。エミュレーターはワンの姿をしています。
現場は混乱しましたが急に博物館にイザヤとレインがいる光景に変わりました。大怪我をしているイザヤは無傷ですから現実とは別の空間なのです。そこでイザヤはレインにGMをまかせたいともちかけました。実はイザヤも恋人だった神社の娘のシオンからGMを受け継いでいたのです。シオンは敵の術中にはまりグリードにGM能力を奪われかけました。その残った能力をイザヤが受け継いだわけです。イザヤはDゲームを作って入念にグリードに対抗する策を作っていたわけです。そして予想通りグリードはイザヤに残されたGM能力を奪いにきたのでです。現実世界ではシゲオがイザヤの頭に爪を立てて能力を奪おうとしました。しかし能力は残っておらず奪えなかったのです。すでにGMをレインに継承したあとでした。
ここでGMイザヤのことについて考えてみました。彼が凄いのは世界線を超える能力、つまりワープ能力やビームを出すことが出来ることです。そしてシギル以外では他の世界線があることを知っている、この世界の構造を一段高い場所から見れるということだと思います。すでにカナメやレインも世界線があることを知りましたのでイザヤの優位性は少なくなっています。つまりレインのように聡明で世界線の理解が高い者にGM能力を継承しても問題はないということになります。