大ヒゲ老人と岩男がダブってしまいました。
恵介が警察に保護されたので、もうすぐ洞窟内へも警察が突入するはずです。中では岩男と大悟が組み合ってお互いに差し違える覚悟です。岩男は大悟を許さないつもりで、大悟は娘への追跡をここで止めるつもりです。しかし勝負を決めたのは正宗の銃でした。まだ猟銃が残っていて正宗が岩男の頭部を吹き飛ばしたのです。しかし岩男はまだ動き続け最後のあがきをしました。脳が無くなっても少し動く岩男を見て大悟は驚き、恐怖しました。
さて私は岩男の正体をこれまで勘違いしていました。岩男もまた大ヒゲ老人の子供だったと思い込んでいました。つまり恵介洋介とは腹違いの兄弟というわけです。恵介の頭脳や洋介の射撃技術など後藤家当主の血筋は天才を生み出すことは明らかです。岩男の身のこなしや格闘センスを見て私は彼も当主筋だと思ってしまいました。しかし実際は岩男は山賊リーダーと供花村一般村民の女生との間の子供です。ただ後藤家は供花村に長いこと住んでいた山の民です。ですから忌み嫌われる後藤家と一般村民との間でも少しは交流はありましたから当主の血筋の遠縁という者はいたはずです。つまり全く関係ない山賊と、旧後藤家との遠縁の一般村民との間の子供なら天才がまれに生まれるというのもありなのです。脳を吹き飛ばされてもチョイと動く大ヒゲと岩男、似ていると感じました。