私は十王が神のコードを見て逆転するものと思いました。
管理者と握手した吉田は眠らされ体を貸すことになりました。それも十王を殺すという約束のためであり吉田も合意していることです。異変を感じたヘリ内では少しモメたようですが十王と沖原、手下仮面が一瞬で制圧されました。管理者は吉田の素質を使って最強の戦士となったのです。沖原は撃った銃弾を跳ね返されて腹部を被弾しました。手下仮面は仮面を割られて詰みです。十王は首の骨を折られて体を止める術を使われました。そして管理者は十王をヘリから放り出したのです。このままでは十王が死ぬと見た本城ゆりは次元を移動して彼を助けようとしました。しかし十王は中指をたててそれを拒否し激突死です。
今回面白いのはこの領域の特殊性が明かされたことです。管理者は死の間際の十王にこの領域には意思をパワーに変える粒子が満たされていると語りました。強い意志を持つものはそれをエネルギーに変えられるのです。そして人が死ぬと内部に集まった粒子が出てきて他者を強くします。仮面はその作業を行うためのものです。
落下中の十王が空中で地上のコードを見て取得すればワンチャンスあると私は考えていました。しかしコードを見てもその能力が発揮されるまでの処理時間があります。とても落下時間で終わる感じではないのです。また仮に処理が終わっても塔のコードが落下を食い止める能力を発現させるとは限らないのです。まだ二番目のコードの効果が何なのかは不明です。同じく空中にいたゆりもコードを見るチャンスがあったと思われます。ただ高度や角度などがシビアなため本城ゆりもコードを取得することはできませんでした。これを一発で取得した吉田は強運の持ち主です。