理火は相当強くなっていると思われます。
プロレス男のフットスタンプに耐えた理火はレベルを上げていました。この世界では重いの強さがレベルを上げるらしく兄に対する思いと妹に対するそれを一つにまとめて彼は復活しました。敵は間髪入れず膝蹴りをしますがレベルを上げた理火は片手で受け止めて防御してしまいました。そして反撃として理火は
ヘッドシザーズ・ホイップで敵を投げ飛ばしました。これは理火がレベルを上げるきっかけをくれた敵に対する返礼という意味です。相手の特異なプロレス技で返すことで敵の意図を理解しているというサインにしたと私は感じました。
現場にはディーラー仮面と巫女仮面が降りてきました。理火とプロレス男の勝負が危ういということで加勢に来たとみられます。すでにフロア８のプロレスの戦闘力を超えた理火を倒すには三名の守護天使が組むしかないのです。
ディーラーは戦闘中に理火のレベルアップをはかったプロレスを責めました。しかしプロレスはディーラーが本城ゆりのレベルを上げてしまったことを指摘して反論します。どうも守護天使たちは独自の考えで動く傾向があるようです。もちろん管理者からの命令は絶対に遂行しますが、それ以外のことは自由に判断しているのです。理火を倒すことは命令ですがレベルを上げてあげてから倒すという妙な行動も是とされるのです。今回は管理者の苦労が想像できました。