洞窟内とは猿も考えたものだと思いました。
前回のラストで猿が姿をチョイ見せしてきたので追跡すると洞窟がありました。猿は穴の中に逃げ込んだと思われます。私は猿が姿を見せたのはわざと追わせるためで、誘いに乗ってはならないと叫びたい気持ちです。よく考えれば猿が捜索隊に接近する理由は無いのです。猿としては穴の中にじっと隠れていれば、捜索隊は手持ちの食糧を消費して撤退は時間の問題です。前作のモンキーピークでは製薬会社への復讐の目的がありましたから猿はアクティブに山を移動して社員を殺さなければならなかったのです。しかし今回の捜索隊は隠れていればやりすごせます。もちろん猿から見て有利と判断すればチョイと殺しに来ることもありますが20名の武装集団ですからイージーではないのです。私が考えた猿のモチベは製薬会社の生き残りを殺すことです。すでに行方不明になった宮田は社員でした。早乙女も優先度は低いですが猿のターゲットとして、その資格は充分です。捜索隊に元社員が入っているからこそ猿は積極的に狙ってくると考えられます。
美人の赤崎とロン毛の中年は生物系の学者であることが分かりました。これで軍人と学者が猿の捕獲と行方不明者の救助を行い、早乙女はアドバイザーとして呼ばれたことになります。私は早乙女を呼んだ謎の男、高橋を公務員的な立場だと考えていました。軍や学者を集めて動かすには統括した立場の者が必要です。今回描かれたのは高橋が内閣情報調査室の次長であるということです。高橋は猿の亡骸についた花粉から生息地域を割り出しました。そして協力者のトオルや田畑らの関係からも安蔵の森に他のモンスター猿が潜んでいることを見抜きます。猿サイドは安蔵の森を拠点にして岩砕山を復讐の場所として出張ってきていたのです。
面白いジレンマがありました。猿が潜んでいる洞窟を爆破できないのです。まず手榴弾を投げ込むと洞窟が崩落する危険があります。そうなれば猿を生け捕りに出来ず学者は反対しています。私はもし宮田などの第一班が洞窟内に監禁されていれば爆破は危険だと思いました。