ストイックな早乙女にはピッタリだと思いました。
冒頭からモンキーピークの続編を思わせ、伝説の勇者こと早乙女が登場してくれました。もちろん早乙女は岩砕山の生き残りのうちの一人ですからそのような二つ名を持つわけです。時系列的にも続編ということで確定です。私が注目しているのは陸自のような個性的な面々です。30キロという荷物を背負う迷彩服の集団は日本では自衛官か米軍しか考えられないのです。マリオ的な顔のオッサンが出ていることから合同作戦かなとも考えられます。しかしそこを複雑化させる理由に乏しいので陸自だけだろうと思います。目がギョロギョロした小男など期待できるキャラがてんこ盛りの予感です。
バンダナの千葉は早乙女が事件の生き残りの有名人だと嫉妬して挑発をしてきています。プロの軍人にとってモンスター猿を倒してきた早乙女は鼻もちならない存在なのです。早乙女がどういう理由で再び山に入ったかは、まだ明かされていないのですがギスギスした雰囲気は彼にピッタリです。男だらけの猛者集団かと思われましたが赤崎というショートカットの女子がいました。彼女は迷彩を着ておらず軍人ではないとみられます。たしか早乙女は事件後に林さんと結婚しているので、赤崎との今後の関係が気になりました。
早乙女はアドバイザーとして猿退治に参加しているようです。実際の猿退治は軍人たちがやるとして早乙女は経験を現場で伝えるのです。そして銃があれば早乙女や赤崎の安全が確保できるという甘い思い込みが見え隠れしました。私が想起したのはエイリアン2の設定です。軍人集団にリプリーたち少数の民間人が加わりアドバイザー的な役割をしていました。この設定が成り立つのも猿が賢く凶暴だからです。
二日前の電話で宮田が行方不明になったことを早乙女は知らされました。電話の先の高橋という男からは何度も猿の探索を誘われていたのです。同居の林は早乙女に断るように命令しますが親友の宮田が猿にやられたかもしれないとあっては黙っていられないのです。そして早乙女は猿退治&宮田を救助する部隊に加わりました。
部隊にいるメガネの高橋という男は服装から軍人ではないようです。そして彼の表情からは何かを腹に隠しているようにも見えます。とはいえ製薬会社の多くの人命を奪った猿が山にまだいるのですから退治をする理由は充分です。自衛隊を投入しても不自然ではないのです。その部隊ですが、すでに第一班が宮田をガイド役に森に入り行方不明になっていました。第一班は無線などしっかり持って行っているのに連絡もつかないとなると猿に襲われたと見るのが自然です。
まだまだ軍人は猿を甘く見ています。同行したロン毛の学者は猿を生け捕りにしたいらしく麻酔銃を強制していました。まずは麻酔銃で猿を眠らせてとらえるのです。銃で武装しているのは自分たちの生命が差し迫った最終手段で使うためです。もちろん私はモンキーピークも読了済みですから、そんな余裕は無いと見ています。猿は見つけたらただちに発砲して殺すべきです。もしかすると猿は夜間に弱った者を一人づつ殺しにくるかもしれず、姿さえ見せないことも考えられます。