東署の探索が終り新床第三小学校へ移動することになりました。
毒島チームは警察署で麗のパパの捜索を行いました。父親は書置きを残していたことから、ある程度生きていたことが判明しました。そして避難民を誘導して新床第三小学校へ移動したことが推測されました。さらに自衛隊の救出作戦がその小学校で行われるスケジュールも分かりました。すでにこの地域はゾンビが排除できないほど出現しているので生存者を安全地域まで移送するのです。集合場所の小学校には孝の母親や麗の父親がいると思われます。自衛隊の救出作戦は明後日のワンチャンスです。その前に麗の実家に行き母親の安否を確かめることになりました。
私はつくづくこの作品の設定はハードモードだと感じています。まずゾンビパニックですが感染拡大が異常なスピードで起こっています。そして追い打ちをかけるかのごとくEMP攻撃により電子機器と車両が使えなくなりました。もしどちらか片方だけなら工夫次第で何とかなりそうですが、それを許さない設定です。例えば避難場所情報の共有などはスマホや電話連絡で行うものです。しかし電子機器が全て使えなくなったので張り紙で代用しています。張り紙は警察署など主要施設に行かなければ見ることはできないのです。人づてに聞くとしても街はゾンビだらけでチョイと通行人に声をかけるのも難しい現状になっています。避難場所が伝わっていない理由はまだまだ考えられます。役所の広報車が拡声器で街を走り回れば良いのですが車両が使えないのです。ゾンビが集まるので拡声器を持って歩き回ることさえできないのです。