ゾンビの習性を上手く利用していると思いました。
ひとまず毒島チームは孝と麗の自宅へ向かいました。バギーに乗り込んだのは毒島、孝、麗、平野、高城、ありす、毬川です。目的地周辺はゾンビが集結していてバギーでは押し通れない感じです。水陸両用のバギーもこの人数を乗せては浮かないので徒歩で進むことになりました。そしてゾンビをある程度コントロールするためにオトリが必要になります。EMP攻撃により町は電子機器や車両が動かずに無音になっています。そこで孝と毒島がバギーに乗ってオトリとなりました。これはゾンビが音に反応して集まってくることを利用しているのです。他の者は徒歩で合流地点に向かいます。
今回毒島グループは二手に分かれましたので整理してみます。孝、毒島のバギーオトリチームと他の徒歩チームです。音が出るものがバギーしかなさそうなのでバギーチームがオトリになることは確定です。そうなるとバギーに乗るのは誰かということになります。車を運転できそうなのが毬川と孝ぐらいです。平野は銃器には詳しいですが運転できるかは不明です。そうすると孝と毬川のどちらかがバギーチームにいることが必要となります。そして徒歩集団を守るために銃にくわしい平野は徒歩チームに必要です。高城と麗も武器を扱えますがバギーチームはゾンビに囲まれる恐れもあります。平野がバギーに乘れないとすると次に武器に強いのは毒島です。このあたりで論理的にバギーに孝と毒島が乗ることが決まっているのです。子供のありすをバギーに乗せることも考えらえますが戦力にならずに危険です。またバギーを浮かせることを考えれば重量はなるべく少ない方が良いのです。ということでバギーは必要最小限の人数となっています。