人外はウィルスによって接触感染することが判明しました。
刑事の重兼さんは退路を確保するために壁に穴を開けて待っていました。女子高生を潜入捜査させるなどヒドイ話ですが状況はそれだけ緊迫しているのです。重兼からの情報では人外はウィルスで増えていくことが分かりました。そして体内のケイ素を結晶化させてコンピューターを作って感染者の脳をハッキングしているのです。これで人外たちが独自の暗号を用いていることの説明がつきました。そしてハゲのグラサンは電子機器の匂いを嗅いでその位置を把握するという特技をもっていた説明もつきます。そういえばあのモコモコのコートを着たハゲは最後まで名前がありませんでした。そのため死後もグラサンやスキンヘッドなどと真山たちは通称で呼んでいます。真山はハゲのスマホから幹部に接近できないかを模索しています。
佐藤君はすぐさまサンプルとして血液を採られることになりそうです。日本全体を救うことができるかもしれないのですから当然です。これで佐藤君はラボ送りになり真山チームとはお別れであると私は予想しました。その去り際に佐藤君は、なかなかの名ゼリフを言い出しました。それはもし佐藤君が人外のままだったら助けなかったということです。そして真山たちを襲えば佐藤君は殺されていたのです。ここで私が考えたのは人命に序列があるということです。普段は人命に優先度はつけませんが極限状態ではそれが表面化します。まずすでに人外になってしまった者は敵ですので助けないのです。そして未感染の人間は助けようとしますが被害が大きくなりそうなら辞めます。最後の佐藤君のような特殊な生還者はサンプルとして貴重なので何があっても助けなればならないのです。佐藤君を助けるために1000人が犠牲になってもやらなければならないという結論になります。