樹上の巣には少し矛盾点を感じました。
もうすぐ日が暮れるため薫と美々は今夜はオジロワシの巣で寝ることにしました。巣は樹上に作られていて地面にいるより安全だということです。さすが元鳥類学者の薫ならではのアイディアだと思いました。しかしヒグマは木登りも得意です。この方法はどうなるかと心配していましたが深夜にヒグマが襲ってきました。私はヒグマが容易に登ってきているのを見て矛盾を感じてしまいました。これではオジロワシが子育て中にヒグマに襲われてしまいます。大人のワシは熊が来ても飛んで逃げれば助かりますがヒナは食い殺されると考えられます。そんな場所にワシが巣を作っているのは不思議な話です。
薫はヒグマを撃退するためにウォッカをぶっ掛け火を付けました。これにはさすがのヒグマも驚いたようです。なにせ自分の体が燃えているのですからヒグマは退散せざるおえないのです。ファイア攻撃が有効であるならばなぜ小屋の段階でそれをしないのか、もったいない気がしました。ウォッカを火炎瓶にしてヒグマに投げつけるなど方法はあったはずです。さらに小屋には暖房用の灯油なども備蓄があったとするのが自然です。
少し考えさせられたのは西の状態です。彼は悪行により薫に簀巻きにされました。そして温情措置で木につるされたのです。これは空中に浮いていればヒグマが木に登っても襲われないという寸法です。であるならば薫と美々も同様に木の枝にミノムシのようにぶら下がる方法が考えられます。ぶら下がり空中にいればヒグマが手出ししにくいのです。下手に巣のような安定した場所にいたために襲われたと思われます。
もうすぐ日が暮れるため薫と美々は今夜はオジロワシの巣で寝ることにしました。巣は樹上に作られていて地面にいるより安全だということです。さすが元鳥類学者の薫ならではのアイディアだと思いました。しかしヒグマは木登りも得意です。この方法はどうなるかと心配していましたが深夜にヒグマが襲ってきました。私はヒグマが容易に登ってきているのを見て矛盾を感じてしまいました。これではオジロワシが子育て中にヒグマに襲われてしまいます。大人のワシは熊が来ても飛んで逃げれば助かりますがヒナは食い殺されると考えられます。そんな場所にワシが巣を作っているのは不思議な話です。
薫はヒグマを撃退するためにウォッカをぶっ掛け火を付けました。これにはさすがのヒグマも驚いたようです。なにせ自分の体が燃えているのですからヒグマは退散せざるおえないのです。ファイア攻撃が有効であるならばなぜ小屋の段階でそれをしないのか、もったいない気がしました。ウォッカを火炎瓶にしてヒグマに投げつけるなど方法はあったはずです。さらに小屋には暖房用の灯油なども備蓄があったとするのが自然です。
少し考えさせられたのは西の状態です。彼は悪行により薫に簀巻きにされました。そして温情措置で木につるされたのです。これは空中に浮いていればヒグマが木に登っても襲われないという寸法です。であるならば薫と美々も同様に木の枝にミノムシのようにぶら下がる方法が考えられます。ぶら下がり空中にいればヒグマが手出ししにくいのです。下手に巣のような安定した場所にいたために襲われたと思われます。