防寒具が準備されていないのは少し違和感がありました。
小屋の外はマイナス35度というとんでもない寒さです。これで仮に全員が動けても逃げることは不可能になりました。二日間も外を歩けない極寒地獄なのです。さらに熊に破壊された小屋は外気が入り込みどんどん室温が下がっています。これはもし今後ヒグマがアタックしてこなくても1週間持たないことを示しています。それにしても皆、薄着です。小屋にはなぜか防寒具があまり用意されていないように思えました。薫と美々と瀬戸は車を乗り捨ててここまで来ていますから防寒具を置いてきた可能性があります。あるいは車での移動ですから元々持って来ていないことも考えられます。しかしエス、眞伊子、昭は小屋に住み込んでいたようです。3人分の防寒具はあるのにそれを使わないのは不自然なのです。
私はこの小屋は二階建てだとずっと勘違いをしていました。たしかに屋根の近くに高い窓があります。しかしこの時点で二階に上がらないのはこの建物が平屋だからです。この小屋は屋根が高く、高い位置に窓があるだけだったのです。
昭は雪崩観と呼ばれる近い施設を思い出して雪上車を取りに向かいました。そこは無人らしく救助は呼べませんが雪上車を持ってくれば全員が脱出できそうです。
小屋の外はマイナス35度というとんでもない寒さです。これで仮に全員が動けても逃げることは不可能になりました。二日間も外を歩けない極寒地獄なのです。さらに熊に破壊された小屋は外気が入り込みどんどん室温が下がっています。これはもし今後ヒグマがアタックしてこなくても1週間持たないことを示しています。それにしても皆、薄着です。小屋にはなぜか防寒具があまり用意されていないように思えました。薫と美々と瀬戸は車を乗り捨ててここまで来ていますから防寒具を置いてきた可能性があります。あるいは車での移動ですから元々持って来ていないことも考えられます。しかしエス、眞伊子、昭は小屋に住み込んでいたようです。3人分の防寒具はあるのにそれを使わないのは不自然なのです。
私はこの小屋は二階建てだとずっと勘違いをしていました。たしかに屋根の近くに高い窓があります。しかしこの時点で二階に上がらないのはこの建物が平屋だからです。この小屋は屋根が高く、高い位置に窓があるだけだったのです。
昭は雪崩観と呼ばれる近い施設を思い出して雪上車を取りに向かいました。そこは無人らしく救助は呼べませんが雪上車を持ってくれば全員が脱出できそうです。