残酷ではありますが架空の人物であると割り切ることにしました。
夫のエスを見殺しにした小屋のメンバーに対して妻の眞伊子は怒っています。そして彼女はひとりになりたいとベッドルームに閉じこもってしまったのです。そこへヒグマが侵入して眞伊子を襲いました。注目しておかなければならないのはベッドルームの強度です。昭は窓などにバリケードをしていますが持たないと考えています。そしてさっそく壁が破られて眞伊子がやられました。この調子ではリビングルームも今夜中に破られそうな雰囲気です。私はやはり二階へ逃げた方が良いと思っています。ただ木登りが得意なヒグマに対して高さが有効かは不明です。
眞伊子は一瞬のスキを見て逃げ出そうとしました。しかしヒグマはすぐさま彼女の腕を噛んでブンブンと振り回します。眞伊子の体は腕を中心にして体中に脱臼や骨折を起こしたと考えられます。仮に屋外でやられたとしてもエス同様に体中を痛めたと思われます。思えばエスも逃げ出した瞬間にこのブンブンをやられました。なるほど最初から死んだふりをしていればヒグマもブンブン攻撃をしてこないのです。ただそのまま食べられる可能性はあります。
残酷な描写がありますが私はヒグマの恐ろしさを伝えるにはこれしかないと考えています。キャラクターなどで熊は可愛らしく描かれることが多いのですが実際はどうなのかが分かりました。もしこのリアルを知らなければ被害者は増えてしまうと思いました。