大爆発という手があったと勉強になりました。
学園外に出られる地下道は体育館の下にあります。しかし巨大モンスターがいるために進めないのです。さらにグランドからは軍が投入したゾンビ部隊もせまってきます。ついに体育館に入ってきたゾンビ部隊を見た神崎は一計を案じます。それはモンスターを引き付けて壁を破壊させたのです。そのスキマから生徒たちを逃がし神崎は死亡したと思われます。
このままでは感染した生徒が外に逃げてしまうと考えた軍の吉永は博士を脅しました。今すぐにゾンビ部隊を自爆させろというのです。吉永は感染者が外に出ればアウトブレイクが起こり日本中がゾンビだらけになると考えています。そこで大爆発を起こし全てを始末するつもりです。これはウィルス感染モノのラストで空爆するというシナリオに似ています。感染地域ごと焼き尽くして拡大を止めるのです。
私は軍が封鎖した段階から空爆しておけば良かったとさえ思いました。人質の救助の可能性も残っているのですが軍は最初から隔離のみを目的にしています。ですから初期での空爆はありうる手段なのです。それをやらなかったのは桜井の存在です。ウィザードが学園にいるという情報があるため隔離して彼女を探すことにしたということです。そう考えるとスッキリしました。そして最後は感染者が外部に出てしまうと考えて自爆を強要したのです。