やはり人物の見分けが難しいという印象です。
大原という自衛隊員の過去が明かされました。彼は1998年のコソボに派遣されてある少女と知り合います。難民の少女と恋仲になった大原は彼女を日本に連れて来たようです。そして今回の事件に巻き込まれたという感じです。野原は心を読む能力があるらしく、それを知ってしまいました。
仮面のゾンビ部隊の造形が抜群に良いと思いました。数名の強化されたゾンビが装備をつけて投入されています。軍は生物兵器によりゾンビ化した者を操る実験をしているようです。そのゾンビ部隊の装備が興味深いと感じました。装甲は頭部ヘルメットと背骨を守るものが中心です。あとはヒザなど関節部を守るプロテクターが斬新でした。他にも呼吸を保つためのチューブのようなものが出ています。これは催涙ガスや毒ガスなどを防ぐためと考えられます。体の動きを邪魔しない軽い装備と重要な急所を守ることを両立したデザインは感心しました。ゾンビ部隊には痛覚が無いとすると体の防具はあまり意味がないと思われます。怪我をしてもどんどん進んで使い捨ての彼らには防具は不要です。ただ急所のような弱点は保護してあると考えられます。頭部や関節、背骨などが損傷すると動けなくなるのです。
主人公の草太は返り血や被弾で服が汚れて何回も着替えています。ですから服装で彼を判断することは困難です。さらに学園内には制服の者だらけで遠目には誰だか見分けられませんでした。特に女子は髪型で見分けるしかなく名前も覚えにくいという印象でした。