ようやくプールの場面が描写されました。
三年の神崎の反乱計画はプールに生徒を逃がすことでした。しかし体育館の一年ゾンビが出てきてしまいパニックになっています。そこで神崎は自ら校庭に出てゾンビを引き付けたのです。そのスキに校舎に残る生徒はプールに逃げることができました。ここでようやくプール内部の様子が描かれたのです。私は当初からプールは屋外の小さなものだと考えていました。生徒がプールに逃げても遮蔽物がないためテロリストに射撃されてしまいます。もしかするとプールの周りの塀はゾンビが超えられないため効果があるかもと考えていました。しかし実際は大きな室内プールだったのです。これならテロリストやゾンビの侵入をを出入り口で遮断できます。さらに水は豊富にあるため長期間の籠城が可能になるのです。
女子生徒がハムスターから感染したと話していました。私はこのシーンでゾッとしました。小型の哺乳類から感染が広がるとなると隔離は難しくなります。軍が周囲を固めてもそのスキマからネズミなどが逃げてしまうのです。さらに鳥類に感染すればバリケードは無意味です。海を越えてパンデミックが起こるのです。
神崎が鬼灯から奪ったウィルスボックスがテロ側の部下に渡りました。部下らは自分たちが脱出するために軍にウィルスを渡して交渉するつもりです。しかし軍はそれに応じずに交渉役を射殺してしまいました。軍の目的は隔離のみです。もしかすると交渉役が重要人物であった可能性も否定できないと私は考えています。それをあっさりと撃つのですから、軍は人質とテログループを隔離して全滅まで待つつもりだと思われます。