もう警察特殊部隊しか望みがないと思いました。
テログループの部下のハルと大原は精神的に親密な関係でした。ハルはここから逃げ出すことを考え始めていて生徒の制服などを着ています。これはテロリストが人質のフリをして包囲網から抜け出す手口と同じです。しかしハルはバーサク状態の草太に腕を噛まれていて感染は確実なのです。さらに大原は草太にこっぴどくやられてゾンビ化してしまいました。ゾンビ化した大原はハルに近づきましたがそこへ警察のSAT部隊が割って入ります。SATはすぐさま大原を撃って生徒に偽装したハルを守るのでした。自衛隊が周囲を包囲していますので人質にとってはSATしか希望がないのです。
外国人留学生のようなボビーは事の顛末を正確に憶測しています。彼は生物兵器の秘密を隠すために自衛隊がこの学園を封鎖したと結論付けています。なぜボビーがこのように考えたのか不思議ですが、我々読者としては読みやすくなりました。