宮村がこの作品での最大の敵であると思いました。
滝川グループにいた宮村は殺人者に噛まれて感染しました。しかしまだ発症はしていないために強力なパワーは手にしていないのです。さらに頭脳も冷静で手あたり次第人間に噛みついたりはしない状態です。この宮村という女子は元々の性格がねじまがっています。他人を一切信用せずに危機に際しては仲間を陥れようともします。そのあたりの彼女の黒い性格は春日も感じていました。そこで春日は厨房で宮村を攻撃したのです。春日は手製爆弾を作って宮村を負傷させました。もし宮村が感染していれば急速に傷が回復してキャリアであることが確定します。また、宮村の傷が治らなかったとしても仲間を危険にさらす彼女を始末することはできると春日は考えていたのです。
ダクトに隠れていた俊助を宮村が襲いました。彼女は俊助を使って滝川たちと合流したいようです。その目的は滝川たちと共に行動すれば脱出できるということもありますが他にもあるようです。それは個人的な逆恨みのようなものです。まだ感染していない鮎川などに噛みついて自分の仲間に引き入れるつもりです。宮村は自分ひとりが感染者であるという孤独に耐えられない様子です。