休息シーンはリアルだと感じました。
現在の滝川グループは海上を目指して上へと進んでいます。しかし連続で動いていたたため疲労がたまっています。そこで安全な部屋を見つけて少し眠ることにしました。この状況で眠れるのかは微妙ですが考え方には私も賛成です。もし海上に出られてたとしても、そこに救助が来ているとは限らないのです。さらに悪いことにこの事故が仕組まれたものだとすると救援は長期間来ない可能性があります。沈没の危険があるとはいえ安全な部屋で休んでおくことは当然だと考えられます。
船の大きな揺れで俊助がダクトに落ちてしまいました。そこは鮎川たちが入れない大きさの穴で下のフロアにつながっています。幸い俊助も無事ですが登ってくることは難しいと思われます。そこで滝川と鮎川が俊助を助けに下へ戻ることになりました。これは私も感じていたことですが現在の鮎川グループに男性はふたりです。男性は滝川と子供の俊助、女性はハンナ、鮎川、盲目の鈴原です。特に鈴原と俊助は脱出時に足手まといになる可能性があります。しかし滝川はその弱点をそれぞれの違った能力としてポジティブにとらえるのでした。