秋葉原から逃げるという選択はかなり考えさせられました。
コーちゃんとタケル、スギタが監禁されている場所にマイマイがやってきました。マイマイも鮫島につかまってピンチだったのですがムキムキ兄弟に助けられました。このピンクルメイド兄弟は前回和解しています。そしてこっそり後をつけていた兄弟に助けられたというわけです。ムキムキ兄弟も鮫島軍とは敵対しており共通の敵です。今まで戦える者はスギタだけでしたが、これで兄弟が加わればかなりの戦力になります。
鮫島軍は警察署を本拠地としていて強力な民兵集団となっています。彼らは必要ない略奪や破壊を繰り返していてかなり危ないのです。そこでコーちゃんは秋葉原から出て行くことを提案しました。なるほど彼らのテリトリーである秋葉原から撤退すればその脅威は減ります。自宅があるわけでもなく、なぜ秋葉原に半年以上住み続けていたのかは不明です。たしかに都市部であれば備蓄食料や物資があるという考えもできます。しかし郊外でも魚釣りや農業で食糧は確保できます。
秋葉原から撤退するという提案はマイマイの一言で否定されました。好きな物を失って生きていてもそれはゾンビと変わらないという強引な主張です。私はマイマイはとても秋葉原に固執していると感じました。彼女にとって幸福とは秋葉原という街での活動なのだと思います。