Jアラートが有効であるということが理解出来ました。
なぜ避難訓練をするかという疑問に眞人が答えていますミサイル攻撃の警告から着弾までの数分間があれば適切に屋内などに逃げ込むことが可能です。それが生死を分けるポイントだと彼は言っています。なるほど爆心地から離れるほど屋内退避の効果は高まります。そしてどこであれ地下に逃げることができれば生存できるのです。私が少し考えていることはJアラートを聞いて爆発に巻き込まれた場合のことです。もし何も知らずに爆発に巻き込まれればたとえ屋内でもすぐ屋外に避難してしまいます。ガス爆発やテロ事件など様々な原因が想像できて、とりあえずその場から逃げてしまうのです。しかし核攻撃の場合はしばらく屋内や地下にとどまっている方が安全だということもあります。これらの判断はアラートを聞いたから決められるということです。Jアラートは着弾前の避難と着弾後の避難行動を決める重要な情報です。
眞人からの連絡を受けて祐希はまだ彼が生きていることを知りました。しかしスマホがつながらず詳細は不明です。そこで彼女はバイクで子供たちを迎えに行くことにします。ただ爆心地の位置が分からないために祐希は危険なエリアに移動してしまう可能性もあります。また子供たちを乗せたバイクが危険地帯を通る可能性もあります。どこに逃げれば安全なのか、このあたりは非常に難しい問題です。