怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。


モンキーピーク第45話のあらすじと感想

南を引き入れた飯塚同盟がチカラを発揮したという驚きがありました。
安斎と田中は先に難所カニ歩きを渡り切り宮田グループの手前まできました。後続はだいぶ遅れていて猿の襲撃を受けます。ここで注意すべきは後続がカニ歩きの崖を渡る順番です。先頭から佐藤、遠野、南、飯塚、林となっていました。同盟を作っていたため飯塚たちが後方になってしまったと思われますがこれは危険な並びだと思います。まず猿にこの狭い鎖場で襲われれば順番入れ替えは無理です。ですから先頭の佐藤か最後尾の林が最も猿に狙われやすいのです。飯塚は南を盾にするべく同盟に引き入れていました。にもかかわらず南は5人のうち真ん中の3番目に位置しています。真ん中では誰の盾にもならないというミスを飯塚がやってしまったと私は思いました。
猿が後方から近づく場面で南は遠野を蹴り落としました。遠野は滑落は防ぎましたが崖に手をかけて動けなくなっています。さらに南は佐藤も脅して崖の上に登らせました。ここで私は飯塚同盟の並び順が効いていると感じました。南が道を切り開くことで後方の飯塚と林が猿から逃れることができるのです。林を最後尾に置いていることの意味も分かりました。飯塚の後方は林を盾にして、前方は南に汚れ仕事をやってもらっています。飯塚は同盟3人の真ん中に位置して自分を守ったのです。

モンキーピーク第44話のあらすじと感想

飯塚が悪知恵でどこまで生き残れるか見どころだと思いました。
八木兄は山の熟練者で猿の伝説を早乙女たちに話しました。八木は待ち時間を利用してあらゆる情報を共有しようとしています。彼はこの山に何度も登っているようですが、バケモノ猿を見たのは今回が初めてです。もし猿が昔から登山者を襲っているなら、確率的に八木が初めて見たというのはおかしな話です。対して早乙女たちは登山一発目で猿を引き当てています。この矛盾を解決するため猿は藤谷製薬社員を狙った特別チームと見るのが妥当です。ところで前回、八木兄は猿にピッケルを刺しました。飛び降りての攻撃ですので当たり所によっては致命傷も可能だと考えられます。これで八木が猿の仲間ではないことが証明されました。妹を殺され猿に復讐した八木兄は信用できるのです。
佐藤がハンガーノックになり安斎グループメンバーが長く広がってしまいました。先頭は安斎なので安心ですが少数になってしまった後方は攻撃を受けやすくなっています。ここで飯塚が腕を怪我している南を盾にしようと画策しました。桃の缶詰で南を引き入れて自分を守ろうとしているようです。飯塚は嫌な男ですが、彼もまた信用できるという皮肉な結果を私はここで気づきました。もし飯塚が猿と協力していれば、彼は襲われず最後まで生存が保証されます。ですから悪知恵を働かす必要もないのです。つまり南を犠牲者にして自分だけは逃げようと考えている飯塚は、猿の仲間ではないことになります。

モンキーピーク第43話のあらすじと感想

猿の意図を完全に見破った八木兄の凄さが証明された話でした。
この仁衛門岩は見晴らしの良い砦のような高地です。八木兄はこの場所を死守して後続の安斎グループの安全を守るつもりでした。難所カニ歩きでの猿の挟み撃ち攻撃や急襲を防ぐには、この監視塔のような仁衛門岩を確保する必要があったのです。私が面白いと思ったのは猿もまた同じ考えだったということです。八木兄の予想通り猿も仁衛門岩から難所カニ歩きを監視して準備するつもりでした。そして猿は安斎グループが難所に差し掛かった時に崖下から急襲するつもりだったことがうかがえました。
妹を猿に殺された八木兄は仁衛門岩に近づいた猿を上から攻撃しました。武器は登山道具のピッケルです。これを上からジャンプして猿に思い切り叩き込む攻撃は一定のダメージを与えました。もちろん人間に行えば大怪我をするやり方ですが猿は少し出血をしたのみです。猿が反撃のため近づけば八木は下に滑り降ります。猿が下に滑り降りれば八木はピッケルで上に登るという連続攻撃の感じになりました。これはいわゆるハメ技です。与えるダメージは少ないですが何時間でも八木は無傷で攻撃できるのです。その間にも仁衛門岩の早乙女たちは投石紐で石を投げ続けています。八木が猿と接近している時は投げられないのですが、もし猿が早乙女たちの方へ向かえば投石で反撃して近づけないと思いました。