怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。


彼岸島第8話の感想とあらすじ

吸血鬼の表情がなぜ怖いのか分かり楽しめました。
絶体絶命の明を救ったケンは白髪の男に噛みつかれました。そこへ謎の美女が薄着で現れ刃物で対抗しました。この美女は元々白髪の男と共に行動していて仲間だと思われていました。しかし男を刺した美女はどちらの味方か分からなくなりました。この二転三転する面白さが作品の魅力につながっていると感じました。
美女の話では血を吸われただけでは吸血鬼に感染しないということです。男の血液が入らなければ感染しないということからこの美女がまだ吸血鬼ではないことが予想できました。たしかに美女の首筋には傷があり血を吸われたものだと思われます。しかしそれだけで彼女を吸血鬼だとは判断してはいけないのです。
白髪の吸血鬼は目が赤黒く独特の怖い表情をしています。その恐怖の理由は彼の笑顔だと分かりました。彼が襲い掛かる際には笑顔だったのです。これから獲物を狩る状況で笑顔なのですからハンティングは楽勝であり確実だという意味です。あるいは結果にこだわらず狩りは快楽であるという意味にも取れます。ケンたちの嫌悪感のある表情の対比で白髪の男の笑顔が怖かったです。
女は自分の首筋の傷のテープの開閉で吸血鬼をコントロールしていることが分かりました。敵は血の匂いでターゲットを追跡するのです。手を擦りむいていたユキに危険がせまる展開はハラハラしました。

彼岸島第7話の感想とあらすじ

吸血されたケンの様子がリアルだと感じました。
謎の美女の正体を確かめに行った明やケンたちでしたが、グラサン男に気づかれたため逃げていました。祭りの雑踏をバラバラに逃げた明は男に追い詰められ絶体絶命の状況です。グラサン男が人間でないという恐怖に凍り付いた明は動けなくなりました。そこへケンがバットで助けにきます。実は白髪だったグラサン男はまだ正体が判明していないのです。私はこの吸血鬼らしき謎のモンスターの怖さが際立つ描写が素晴らしいと思いました。白髪男は美女と仲間のようですので明には手荒なことはしないはずです。しかし彼は今まさに明に噛みつこうとしています。この時点で矛盾した行動も白髪男の恐怖を増幅していると思いました。
助けに入ったケンが白髪男に噛まれました。この時の一連のケンのステータス異常が秀逸です。まず彼はバットを落としクチをパクパクしています。そしてケンは一気に力が抜けて、もがくこともできず失禁しました。白髪男は吸血した瞬間に麻酔薬のようなものを注入しているのではないかと私は思いました。ここで吸血鬼を野生動物と考えると納得できました。吸血鬼が人間を狩るときは反撃されるリスクもあります。特に吸血している時は接近しているので人間が隠し持った武器が怖いのです。そこで一気に麻酔をかけるような仕組みが牙にあると安全です。

彼岸島第6話の感想とあらすじ

お祭りの雑踏が良い雰囲気を出していると思いました。
謎の女の泊っているホテルに忍び込んだケンたちは気づかれたため逃げようとしていました。しかし明が逃げ遅れてグラサン男に足首をつかまれてしまいます。その時、明はポケットから落ちそうになった財布をつかむために片手を放してしまっています。この思わずやった普段の行動はリアルだと感じました。命を失う危機的状況であっても財布を落とさないようにするという行動は、反射的に出てしまうのです。
ケンがバットで殴りビル外へ逃げますがグラサン男は追ってきました。この男の異常な体力はすでに人間を超えています。さらに男は明とユキを追って雑踏を抜けました。ケンは人込みに紛れて逃げようとしていますがあまり意味がないものだと私は思いました。バッチリ顔を見られているケンたちですから後日、男の復讐を受ける可能性が高いのです。特に明は男に兄の免許証も持たれていたので顔と名前が知られていると思われます。しかしとにかく現在の男の追跡をかわすため人込みへ入ったものと解釈できました。
グラサン男は犬の体を噛みちぎりました。この行動の意味は不明ですが威嚇行動だとも取れます。また体力を回復するために犬の血をオヤツ的につまんだ可能性もあります。あるいは犬が吠えると人が集まるので静かにさせる強引な方法であるとも考えられました。雑踏の中のエアポケットのような空間での戦闘は楽しみです。