怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。


彼岸島第19話の感想とあらすじ

親子の吸血鬼のシーンはゾッとしました。
船上で襲われた明たちは全員村へ運ばれました。運ばれる最中に明は家の玄関からのぞく吸血鬼の親子の姿を見かけています。今まで出てきた敵は大人の男だけでした。しかしこの場面で分かったのは女性も子供も敵であることです。彼らは人間を襲い血を吸うのですから子供であっても敵になりうることが分かりました。つまり敵を倒すということは一部の男だけではなく家族全員、村人全員を倒すしかないかもしれないのです。
檻に入れられる直前に冷が逃げたようです。青山冷はこの村の出身で家族を人質に取られています。ケンは彼女が裏切ったと思っていますが私は何か違う意図を感じています。明を船内で守ったことは確かですし、事情を話してくれたのも彼女でした。冷はこの村にくわしく逃げるルートやチャンスを知っていたと思われます。スキを見て明たちを逃がすために逃亡したとも考えられます。または家族を救いに行った可能性もあります。
血を吸うための椅子が強烈に怖かったです。食糧だけをクチから流し込まれ死ぬまで血を取られる様子に見えました。この合理性のみで作られた拘束器具は、村人が人間をモノとして扱っている証拠です。

彼岸島第18話の感想とあらすじ

敵の目的がはっきりしてきて納得できました。
とうとう多数の敵が船に上がってきてしまいました。船室の中では明と冷、外ではケンや西山などが戦っています。明に噛みついた吸血鬼は冷が包丁で動きを制しました。その敵が目的を話してくれています。彼らの目的は人間の生け捕りです。生け捕りにした人間の血液を食糧にしているようです。ここでこれまでの謎がどんどん解けていきました。まず冷が監視役のグラサン男に血を吸われていたことです。監視役は血が無ければ動けないので冷と共に行動していたのです。そして彼らが村に人間を勧誘するのも生きているまま血を生産する者を確保したかったのです。さらに村人が協力してるのも納得です。もし外部から人が来ないと村人が全て血を提供しなければならないのです。
特に注意すべきは頭部の破壊についてです。明と冷は吸血鬼の頭に包丁を刺しました。その直後に敵は明から血を吸うのをやめています。これは刺されたショックで思わずクチを放したとも思えます。あるいはそのまま吸うこともできるのですが包丁をグリグリすることにより頭部をさらに破壊されることを恐れて防衛行動に移ったとも考えられます。とにかく頭部を刺したぐらいでは動きは完全には止まらないのです。


彼岸島第17話の感想とあらすじ

船室の中と外の対比が面白かったです。
船の上ではケンたちがバットで応戦しています。しかし船室内にいた明は侵入してきた敵に噛まれてしまいました。ゾンビ作品では噛まれた瞬間にゾンビ化決定なので詰みです。その後、助かろうがどうなろうが首筋を噛まれれば遅かれ早かれゾンビの仲間となってしまいます。しかしこの吸血鬼はまず唾液で人間を麻痺させます。それからゆっくりと血を吸い続けます。その後、吸血鬼の血が人間に入り感染するのです。ですから噛まれたとしても感染を防ぐタイミングがまだあります。しかし麻痺で体が動かないので吸血鬼から自力で逃れることは不可能のようです。つまり敵に噛まれたときは仲間に助けてもらう必要があるということです。単独では行動せずに常にだれかと行動を共にすることが必要になります。
船室の外ではすでに噛まれた西山が動けなくなっていました。そして噛まれた時の絶望感をポンに話しています。その壁をはさんで船室の中では今まさに明が噛まれて絶望しているというのが面白かったです。私は噛まれて麻痺しても意識だけはしっかりあるのが残酷だと思いました。その後、謎の女こと青山冷が明を助けに入りました。これは村に対する青山の明白な裏切り行為です。敵に知られれば青山の家族が危なくなると思われます。