怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。


彼岸島第25話の感想とあらすじ

明の兄の生活が見えて満足できました。
吸血鬼の支配する村から逃げ出した明の兄は2年もの間、生き延びています。彼は村のまわりの森を拠点として村人を退治したり人間を逃がしたり孤独な戦いをしています。それにしても謎なのはどのように彼が生活してきたかです。水は池から採って食糧は村人から強奪するなどしています。森の中に小屋のようなものを建てて移動し続けているように見えました。その途中で村人に見つかれば丸太で頭を攻撃して退治しています。兄の攻撃方法はシンプルで丸太で頭をつぶすのみです。動きを止めるような余計なことはせずに最短時間で脳を完全破壊しています。このことからも兄は吸血鬼の弱点を知り尽くしていると思いました。
子供用の小さな水筒を兄が持っているシーンが印象に残りました。この水筒は彼の持ち物としては不自然ですので犠牲になった子供のものを使っていると思われます。つまり吸血鬼は子供の血も吸っているわけです。小道具によって犠牲者の存在を想像させる描写は質が高いと思いました。他にも兄の靴がテープで補強されている点も見逃すことは出来ないのです。長期間の山歩きで靴は壊れてしまいます。だから壊れればテープで直し使い続けているのです。少し気になるのは彼の息遣いです。ハーハーというのは吸血鬼のそれであると感じました。

彼岸島第24話の感想とあらすじ

牢屋の警備がうすいのが気になりました。
明たちは見張りをひとり倒して牢屋から脱走しました。しかしまだそこは村の中で土地勘が無い場所です。とりあえず山の上で村の様子をうかがうことが決まりました。しかしこの方法は敵に読まれている可能性があります。脱走した人間がまずどこに行くのかは推測しやすいと思われます。高台から逃走ルートを見つけたり川沿いに下ったりなどいくつかのパターンが考えられます。この村では何人もの人間を集めて牢屋に閉じ込めていました。その中には逃走した明の兄のような人物もいたと思われます。ですから村人はそういう経験を積んでいるのです。脱走者に対する対策は万全だと私は思いました。
見張りが一人でゆるかったことも気になりました。村の牢屋は比較的警備が甘くすぐに脱走できます。しかし村としては明たちが通報さえしなければ良いのです。この場所は島だと考えられますので脱出は困難です。島内に明たちがいるかぎり牢内にいるのと大差ないといった感覚です。
明の兄に助けを求めるという話は考えさせられました。兄は逃げた後もこの村にとどまりゲリラ的に抵抗していると考えられます。しかし長期間逃げられるのならば船を盗んで島外に出ることもできたはずですが、兄はそれをしていないのです。どうやら何か彼がこの島にとどまる理由がありそうです。

彼岸島第23話の感想とあらすじ

明の判断が試される状況は楽しめました。
ケンが投げてよこした鍵によって牢屋から出た明たちは周りの状況を確認しています。吸血鬼の仲間の見張りはひとりだけですので出口は突破できそうです。しかし建物の奥からはケンの叫び声が聞こえています。様子を見に行ったユキを追って明もそこへ向かいました。部屋の前には無造作に遺体が積み上げられており吸血の犠牲者の数が分かりました。遺体が腐敗するまでの短期間に何名もの犠牲者が出ていると思われます。そして部屋の中ではケンが今まさに椅子に拘束されてコポコポ状態にされていたのです。
ここで明の判断力が試されました。もし明がノコギリを持って部屋に乱入すればケンは助かるかもしれないのです。しかし騒ぎになれば村人がかけつけて再び明たちは拘束されます。そして逃亡のチャンスは二度と訪れないと思われます。ですからここは涙をのんでケンを置き去りにすべきなのです。ケンの意図もそのようにして後からスキをついて救出しろということでした。
ケンの口に付けられたチューブはずっと気になっていました。どんな液体が流されているのかです。まずは水分が強制的に摂取させられているはずです。そして栄養も少しは溶かしていると想像できました。