怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。


彼岸島第47話の感想とあらすじ

灯台での追い込まれ方に見入ってしまいました。
水中戦で勝利した篤はキン肉マンのアトランティスよろしく雅の頭部をかかげました。しかし篤は村人の捜索隊に囲まれて厳しい状況です。さらに村人たちはすでに明たちの場所を特定していて襲い掛かっています。もし篤がこの包囲網を突破できても走って1時間もかかるため灯台に着くころには明たちは全滅しているのです。不運なことに篤は雅との水中戦で河口まで流されていました。そのため予想以上に灯台から離れてしまっていたのです。
灯台では小舟を死守する明たちが奮戦していました。しかしひとりずつ敵に血を吸われ麻痺していきました。ケン、西山、加藤、そしてユキまでも血を吸われ失禁してしまいます。ここで気になったのはケンがあっけなくやられたことです。思えばケンは屋敷で椅子に拘束され血を吸われ続けていました。そんなケンを救出したのは数時間前の出来事であると思われます。ですから彼の体力はまだ回復していないのです。一番の戦力であったケンが全く頼りにならないという絶望感が読みとれました。
吸血鬼の牙に麻酔効果があるという設定は秀逸だと思います。彼らは人間の血液を定期的に摂取しなければならない立場です。ですから人間を生け捕りにする必要があるのです。さらに人間が武器を持てば吸血鬼は死ぬ恐れもあります。スキをついて全身を麻痺させて体を拘束するためにも牙は必要だということです。

彼岸島第46話の感想とあらすじ

雅と篤の水中戦はあることを証明していると思いました。
崖から落ちた篤は雅の息の根を止めるべくもみあっています。篤は水流の勢いで雅を岩にぶつけて首をはねようとします。しかし雅も篤を噛んで麻痺させようと必死です。吸血鬼である雅と互角の戦いをしている篤はやはり感染しているのではないかと感じました。その証拠に麻痺しても動けたり水流の中でも息が続いたり不思議なことが起こっています。もう篤の体は人間ではないのかもしれないのです。
考えてみれば篤は以前から吸血鬼と接近戦をこなしていました。少しの傷からも感染するのですから篤が知らずに血に触れていたとしても不自然ではないのです。そして吸血鬼の特徴である赤い目と牙はメガネとマスクで隠されています。ただ人間の血を長期間吸っていない篤が邪鬼に変化しないのもおかしな話です。このあたりは謎として残りました。
灯台の下で小舟を確保した明たちに追手がせまりました。これも篤が大声で小舟の場所を教えたからです。村人たちは次々と灯台に集まり籠城戦がはじまりました。この場所は足場がせまく弓矢などは使えない様子です。そして敵は数人ずつしか来れないようで迎え撃つには最適です。ただ明たちに逃げ場はなくここで篤がくるまで持ちこたえるしかないのです。


彼岸島第45話の感想とあらすじ

地形図があって分かりやすかったです。
兄の篤は雅を道連れにして滝に落ちました。しかし運よく深い部分に落ちて命は助かりました。明たちは上から見ているだけですので絶望感を感じています。ただ敵の別動隊がせまりゆっくり考えている余裕はなさそうです。作中に地形図が出てきましたが別動隊の動きが分かりやすかったです。つり橋は篤が落としてしまったので別動隊は大きく迂回して川の向こう岸から移動してきたと見えました。ここも篤の読み通りであると感じました。篤は雅を討つために護衛を引き離す戦術をとっていました。護衛の一部が向こう岸の明の方へ回れば雅の警護が甘くなるのです。
灯台に着いた明たちは篤の言っていた小舟を発見しました。これは篤が逃走用に村から盗んでおいたものです。それを灯台の下に隠していたのです。注意すべきはいつまでも隠れてはいられない点です。篤は向こう岸から小舟の場所を大声で明に教えました。それは村人や雅も聞いていたのですぐに追手が来てしまいます。
この話ではっきりしたのは人間離れの篤の体力です。深い傷を負った彼は水中で雅と互角にやりあっています。もしかすると篤はすでに死んでいて吸血鬼になっているのではないかと想像しました。