怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。


彼岸島第107話の感想とあらすじ

雅のパワーアップの過程が明らかにされてスッキリしました。
彼岸島に吸血鬼を研究しに来た五十嵐軍医はある実験を続けています。それは吸血鬼に同族の血を混ぜると再生能力が向上するというものです。しかし体がそれに耐えきれず破裂してしまいます。何とかして五十嵐は再生能力の高い無敵の兵士を作ろうとしています。そして最後に試されたのは一族の中でも特異体質だと言われている雅だったのです。全裸の雅が連れてこられ同族の血が注射されました。
複数の同族の血を注射された雅は顔面が破裂してしまいました。しかし脈はあり生きています。これでようやく吸血鬼を応用した無敵の兵士づくりに光明が見えたのです。しかしタイミング悪く米軍の爆撃機が島を空爆しました。実験所は破壊され雅の暴走を止めるためのワクチンも紛失します。このままでは生き残った雅が暴れ出すことは目に見えています。パワーアップした雅は手足を銃で撃っても止められないと考えられます。彼は撃たれた傷口を瞬間的に再生してしまうのです。
このあたりで面白いのは雅も実験に乗り気だということです。顔面が破裂しても雅は実験を続けることを望んでいます。彼からは自分だけは死なないという慢心や未知のパワーに対する好奇心などを感じました。思えば雅は一族の中でも異質な存在でした。たぶん村人と共存関係になる自分の一族を快く思っていなかったと考えられます。雅が望むのは人間を完全にチカラで支配する関係なのです。

彼岸島第106話の感想とあらすじ

なぜ五十嵐が実験にこだわったのかが分かってスッキリしました。
吸血鬼は同族の血をまぜると再生能力が高まり増殖します。マウス実験ではカニのように変化して日本刀で切ってもすぐに再生しました。このスピーディな再生能力を軍は欲しかったのです。雅の一族は手足を撃たれて動けなくなって捕まりました。これが戦場なら死なないにしても歩けなくなることは確かです。しかしカニのバケモノは銃で撃ってもすぐに再生して動きを止めないと考えられます。ですから軍は撃たれても切られてもすぐに再生する最強兵士を作りたかったのだと思いました。
部隊は一族の体に注射をして実験を繰りかえしました。しかしいずれもしばらくすると爆発して死んでしまうのです。最後の手段として体の強い雅に実験をすることになりました。彼らは雅が最強兵士になると危ないと考えて念のためワクチンも作っています。このワクチンは血液を分離させる作用があるそうです。血液の分離で通常の吸血鬼にもどった雅ならば拳銃で手足を撃って止めることができそうです。これまでの雅の異常な再生能力はこの実験で作られたものだと考えられます。そうなるとますます雅だけは特殊な体質で他の吸血鬼とは能力が違うことが想像できました。

彼岸島第105話の感想とあらすじ

マウス実験が印象に残りました。
雅は神社の屋根の上から高みの見物をしていました。一族が次々に捕まっても雅は余裕をかましています。そして雅は逃げるどころか自ら五十嵐軍医の前に出てきました。彼は自分を最強の兵士にするように五十嵐に求めるのでした。このあたりで雅と一族の関係性が推測できました。雅は一族を恨んでいたと考えられます。
部隊では捕まえた吸血鬼を実験台にしています。どの程度の高温まで耐えられるかなど危険な実験が続きました。その途中で何人かの者が亡くなっています。そして実験中に偶然発見した現象を確かめるマウス実験が開始されました。吸血鬼の血は同族のものを掛け合わせると増殖するのです。そのため吸血鬼同士の血を混ぜマウスに注射する実験が行われました。注射されたマウスは巨大タラバガニのような化け物に変化しました。これは吸血鬼が邪鬼になる時に似ています。そしてこの巨大タラバは切っても再生してさらに大きく増殖したのです。
マウス実験から私が想像したのは邪鬼になる理由についてです。通常の吸血鬼は一定間隔で人間の血を吸わないと邪鬼になってしまいます。つまり吸血鬼はもともと同族の血が欠け合わさっている状態であると考えられます。それを人間の血で押さえているのなら筋は通っています。