怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。


彼岸島第203話の感想とあらすじ

明の確固たる信念を感じました。
田中は母親が邪鬼になりました。その母を守るために彼は邪鬼使いとなって吸血鬼側に協力しています。明はその邪鬼にとどめを刺そうとしますが田中が止めに入りました。しかし明は全ての邪鬼と吸血鬼をせん滅するという掟を守ろうとしています。これは一人でも吸血鬼を残せばそこからまた感染が始まってしまうからです。明は田中に刀を渡して判断をまかせました。どうしても母親を守りたいのなら明の背後を切り付ければ良いという意味です。その場合は明と田中の戦闘になると思います。明は吸血鬼狩りを妨害する者は人間であっても倒すだろうと思われます。
明としては今後、同じような場面に出くわす可能性があります。忍者部隊に背後を守らせて自分は雅と大勝負になるのです。その忍者部隊にもし裏切り者がいれば大変なことになります。田中のように揺れている者に対する説得力を自分は持っているかを明は試したようです。
説得力といっても演説を聞かせることは難しいのです。明は自分の語気や行動を示してそれを通そうとしました。彼は背負っているものが大きいことを田中に分からせようとしたのです。それが具体的に描写されているシーンがありました。刀で背後からせまる田中に死んだポンが現れました。続いて死んだ青山冷が現れて明を守ろうとします。当然どちらも田中以外には見えない亡霊です。次々と篤や死んだ忍者の亡霊が出現して田中は断念しました。

彼岸島第202話の感想とあらすじ

明が田中に背を向けたシーンは印象に残りました。
裸の忍者、田中尚人の母親がウィルスに感染して邪鬼になってしまいました。しかし母親の美香子はまだ言葉を話し、息子の尚人のことを認識できています。まだ母との絆があることを確信した田中は吸血鬼側に協力して彼女を守ることにしたのです。私がここで不安になったのは今回の奇襲についてです。もし尚人が奇襲の情報を雅に売っていたらレジスタンスは待ち伏せされるのです。
田中は母親だけは見逃して欲しいと土下座しますが明と師匠は許さない構えです。島の邪鬼や吸血鬼は全てせん滅するのがルールです。その掟により明は友人のポンや兄の篤を殺めました。いくら瀕死のクモ婆とはいえ再生能力でジワジワ復活する可能性は残っています。あるいは雅が血をかけて治してしまうことも考えられます。ですから明はそれを許さないと思われます。
明は田中にも刀を渡して背を見せました。もし田中が本心から母親を生かしたいと思えば明を襲えば良いのです。死地を乗り越えてきた明がその刀に倒れるとは思えませんが、明は田中に改心を求めています。島には多数の忍者がいて親族が吸血鬼になってしまった者も多いのです。目の前の田中ひとりさえ改心させられなければ、この島の未来は無いという事です。
よく仲間に裏切られることを背後から刺されると比喩表現します。今は文字通り明は背後から刺されるかどうか試しています。これからも明は田中などの忍者と組んでいく必要があります。


彼岸島第201話の感想とあらすじ

人間が邪鬼や吸血鬼に協力するのは珍しいことではないと思いました。
田中は自分が邪鬼使いであると告白しました。このクモ婆も邪鬼使いにコントロールされているタイプだったのです。邪鬼使いといえば巨大邪鬼の太郎と老人が思いだされます。邪鬼使いは邪鬼の目となり頭脳となり、そのパワーを発揮させる役目です。ただしこれは特別なことで洞窟内の目玉や姫には邪鬼使いはいなかったようです。
明は人間が吸血鬼側に付くとはどういうことだと憤慨しました。しかし私はそのようなことはまれにあると考えています。例えば青山冷は家族を人質に取られて勧誘の仕事をしていました。レジスタンスの裏の目的があるとはいえ、新たに勧誘した人間は次々に血を抜かれ死んでいったのです。まったく冷は罪深い女です。明の兄の篤も吸血鬼側に付きました。篤は感染後にそうしたのですから当てはまらないのですが、彼の精神は服従した時も人間のままでした。
裸の忍者、田中も母親が感染したせいで吸血鬼側についた人物でした。邪鬼になってしまった母親を助けるために田中は邪鬼使いになったのです。やはり田中は普段は忍者をしていてスキを見て邪鬼使いをしていました。ちなみに吸血鬼は人間の血を飲むと精神や思考が人間の時のようになるという設定があります。