怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。


魍魎の揺りかご第26話のあらすじと感想

宮村の最後は荒れた展開となりました。
子供の俊助を人質にとった宮村は滝川に噛みつくことに成功しました。彼女は以前の反省から舌を切ってから噛んでいて滝川の感染は確実だと思われます。このゾンビウィルスは寄生中の卵で感染するのです。そしてその卵は傷口から血液を通して入り込みます。ですから血まみれのクチで噛まれた滝川は感染したと考えるのが自然です。
宮村の当初のターゲットは鮎川でした。彼女を感染させることで宮村は仲間を増やすことが目的でした。しかし滝川が先に入ってきたのでまず彼を感染させたのです。宮村がなぜ感染者を増やすことにこだわるかと言えばそれは不平等だという感覚です。なぜ自分だけが感染して苦しい思いをしなければならないのかと彼女は考えています。皆にも自分の痛みを分からせたいというのが宮村の動機です。これは身勝手ながら一応の筋は通っていると私は思いました。しかし滝川はこの宮村の考えを知ってもう彼女は戻れないと判断しています。
滝川は宮村の首を斬り始末しました。気絶から覚めた宮村の視点が描かれている場面は印象に残りました。ゾンビが首を切られると気絶するようです。そして目を覚ますと体が動かないことに気づきます。頭と体が離れているのでコントロールできないようです。そしてだんだんと目の前が暗くなって頭も動きを止めるのです。よく頭を落としたヘビがしばらく動き続けることが知られています。ヘビは頭部だけでも噛みつくことができるので危ないのです。ゾンビは首を切られた後も数分は意識があるようです。

魍魎の揺りかご第25話のあらすじと感想

宮村がこの作品での最大の敵であると思いました。
滝川グループにいた宮村は殺人者に噛まれて感染しました。しかしまだ発症はしていないために強力なパワーは手にしていないのです。さらに頭脳も冷静で手あたり次第人間に噛みついたりはしない状態です。この宮村という女子は元々の性格がねじまがっています。他人を一切信用せずに危機に際しては仲間を陥れようともします。そのあたりの彼女の黒い性格は春日も感じていました。そこで春日は厨房で宮村を攻撃したのです。春日は手製爆弾を作って宮村を負傷させました。もし宮村が感染していれば急速に傷が回復してキャリアであることが確定します。また、宮村の傷が治らなかったとしても仲間を危険にさらす彼女を始末することはできると春日は考えていたのです。
ダクトに隠れていた俊助を宮村が襲いました。彼女は俊助を使って滝川たちと合流したいようです。その目的は滝川たちと共に行動すれば脱出できるということもありますが他にもあるようです。それは個人的な逆恨みのようなものです。まだ感染していない鮎川などに噛みついて自分の仲間に引き入れるつもりです。宮村は自分ひとりが感染者であるという孤独に耐えられない様子です。



魍魎の揺りかご第24話のあらすじと感想

休息シーンはリアルだと感じました。
現在の滝川グループは海上を目指して上へと進んでいます。しかし連続で動いていたたため疲労がたまっています。そこで安全な部屋を見つけて少し眠ることにしました。この状況で眠れるのかは微妙ですが考え方には私も賛成です。もし海上に出られてたとしても、そこに救助が来ているとは限らないのです。さらに悪いことにこの事故が仕組まれたものだとすると救援は長期間来ない可能性があります。沈没の危険があるとはいえ安全な部屋で休んでおくことは当然だと考えられます。
船の大きな揺れで俊助がダクトに落ちてしまいました。そこは鮎川たちが入れない大きさの穴で下のフロアにつながっています。幸い俊助も無事ですが登ってくることは難しいと思われます。そこで滝川と鮎川が俊助を助けに下へ戻ることになりました。これは私も感じていたことですが現在の鮎川グループに男性はふたりです。男性は滝川と子供の俊助、女性はハンナ、鮎川、盲目の鈴原です。特に鈴原と俊助は脱出時に足手まといになる可能性があります。しかし滝川はその弱点をそれぞれの違った能力としてポジティブにとらえるのでした。