怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。


モンキーピーク第82話のあらすじと感想

やっと藤谷製薬と猿のつながりが判明しました。
崖の下からは光の信号を出す者がいます。下は安全だという趣旨のモールス信号は林のおかげで解読できました。ただ林がモールスを覚えていたのは偶然です。彼女の弟がボーイスカウトにいたので一緒に覚えたことがあったのです。思えば藤谷製薬の社員たちは山の素人集団でした。つまりモールス信号を解読できるメンバーではないのです。そのメンバーに光で信号を送るというのもおかしな話だと私は思いました。
安斎や早乙女は光の信号で下山を指示してくるのはおかしいと看破しました。救助隊ならもっと確実な拡声器などで伝えてくるはずです。そして実際、猿に協力していた日本刀男が下の救助隊を倒して偽の信号を送っていたのです。これではっきりしたことがあります。待っていても救助隊は早乙女たちの元へ来ないという事です。少なくとも数日間は日本刀男が救助隊を足止めします。その間に社員たちは死んでしまうのです。
八木が倒した猿の中身は水口さなえという女性でした。彼女は藤谷製薬の薬害の被害者集団のひとりでした。そのため社員たちに強い恨みを持っていることが分かりました。佐藤は他に恨みを持つ者の数を懸念していました。被害者の会は家族も含めて二百人ほどになるようです。その全てが恨みを持ち猿の格好をして襲ってくる可能性があります。しかし私はこの点については懐疑的です。この二百人は自分の命を投げうっても藤谷製薬に恨みを晴らしたいと思っていても無理なのです。水口さなえは有名な若手登山家でした。だから彼女は猿の衣を着て山中を自在に移動出来たのでした。そんな運動能力を持つ人物が何人もいるはずはないのです。このことから猿は数人であることが予想できました。

モンキーピーク第81話のあらすじと感想

藤柴がいつのまにか死んでいるという何とも衝撃的な事態になりました。
八木たちが猿を撃退している最中に藤柴が亡くなりました。彼女は低体温症と疲労と雷に打たれた後遺症で死んだと思われます。つい先ごろ八木が死んだばかりですので追い打ちのショックでした。せまい岩棚の上でゴロリと転がる彼女の死体にはリアルを感じました。山で遭難して死ぬときは座ったまま誰にも気づかれないのだと私は怖くなっています。
安斎が指摘していましたが今夜を生き抜くには濡れた服と冷たい風がネックになりそうです。私がここで不思議に感じたのは数人がフード付きのパーカーのような服を着ている点です。本当に寒いのであればフードを頭からかぶるという手段があります。頭部の熱をこもらせて体温低下を防ぐ方法です。しかし誰もフードを被っていないことが読みとれます。たしか早乙女や宮田が過去にフードを被って防寒していたような記憶がありますが、今回はしないようです。作品上もキャラクターの髪型が見えなくなると個人の見分けが難しくなります。ですからここはフードを被って最大限の防寒をしていると補完して読むのが正解です。
藤柴の遺体をどうするか問題になりそうだなと私は感じましたが、さっそく氷室が提案しました。彼女の遺体を崖下に落としてスペースを作ろうというのです。そうすれば座って休む場所ができるため翌朝まで体力を温存出来ます。ただ心情的に落下した遺体は損壊されて酷い姿になってしまいます。私はもし死んだ八木ならどう考えただろうと想像しました。有能登山者である八木なら生きている者の体力を優先させるため安斎、氷室と同様に遺体を落とすと思います。

モンキーピーク第80話のあらすじと感想

衝撃的な展開の連続に目が離せなくなってしまいました。
崖下に落ちていた猿が上がってきて八木を襲いました。八木は落石で抵抗しましたが結局滑落させられます。敵の猿は頭部の内部にヘルメットをしていて少しぐらい落ちたぐらいでは死なないようです。さらに体部分にも分厚いミノの下にプロテクターをつけていることが想像できました。はやりピッケルなどで頭部を攻撃するしかなさそうです。
崖下に落ちた八木は手足が変な方向に曲がってしまっています。まだ息はありますが救助が期待できず出血中です。このまま八木は時間の経過で死んでしまうと思われます。彼は当初より、かなり無茶な攻撃を仕掛けていました。自ら猿と一緒に落ちよとばかりに強引に攻めたのです。ですから結果的にも納得の最後を迎えたと考えられます。しかし社員たちは八木の道案内でこの場所に来ているのです。右ルートも左ルートも知っているのは八木だけです。そもそも今夜を超えられるのかさえ分からず不安感が高まりました。
八木を落とした猿は中腹の猿、つまり女子大生登山家の水口さなえを崖下に落としました。彼女は頭部を怪我して意識レベルが落ちていますがまだ生きています。そして同じ猿の格好をしていた仲間だったのです。しかしその重傷の水口を落として絶命させるとはショッキングなシーンでした。生き残った猿としてはこの水口から情報がもれるのを恐れたのか、あるいはすでに助からないと判断したのかは不明です。