怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。


渋谷金魚第1話のあらすじと感想

衝撃的な設定とパニックシーンは圧巻です。
私立珀水高校の月夜田初は渋谷に来ています。彼は映画に興味があり街の風景をビデオ撮影しに来ているようです。何か刺激になるものを探しに一人で来た月夜田は、渋谷の雰囲気に溶け込めないまま帰ろうとしましたが意外な人物に出会います。同級生の深草さんです。彼女は月夜田が憧れていた女子ですがナンパに困っていました。そこで月夜田はDVDを落とすフリをして彼女を助けのたのです。それをきっかけに彼は深草さんとデートをすることになりました。
デート中にDVDの陳列棚の陰から突然、男の生首が転がり出てきます。それを食べる巨大金魚の顔も出てきました。とても現実とは思えない風景に、二人は固まってしまったのです。私はこのシーンは最高だと思いました。巨大な金魚が出てくることぐらいは私も読む前に知っていました。しかしまさか意外な場所から意外なタイミングで出現したのです。物理的にも棚の間というのは巨大金魚が通るにはギリギリです。そもそも水の無い空中に浮いているのも変なのです。それらをすっ飛ばして頭を食らう金魚には驚かされました。
外に逃げ出した深草と月夜田は無数の巨大金魚の群れが浮いているのを見てしまいました。通行人はその光景を現実だとは思わずに見物しています。これがサメの群れなら本能的に逃げたりするのですが金魚なのです。普段は可愛い金魚ちゃんが人の頭を鋭く刈り取る残酷シーンが続きました。
防火扉を閉めて難を逃れようとした二人ですが深草さんが裏切りました。なんとまだ月夜田が入っていないのに扉をしめてしまったのです。助けを求める月夜田に対して深草は、彼を童貞映画チビと罵るのでした。その後、金魚は深草サイドにも侵入して、あっさりと彼女は食べられてしまいました。月夜田が防火扉で金魚の頭をはさむと大きく変形していました。この金魚には物理攻撃が効くようです。

クルエラー ザン デッド9話あらすじと感想

想像力を刺激させるラストでした。
ドーム内は汚染された水が配られたため感染拡大が起こっています。将太と行動しているキョウも噛まれて感染しました。中央塔には赤い九月が入り込み政府を倒そうと交戦中です。追い詰められた幹部の島本は最後のワクチンを自分に打って逃げようとしました。彼は台場と取引をしてワクチン情報の代わりに自分を良い待遇で迎え入れてもらうつもりです。
赤城マキは島本を捕えて高所から飛び降りました。彼女は島本が逃げるのを許せなかったのです。その際にマキは島本に撃たれて重傷を負っています。さらに彼女は飛び降りたのですから命はないものと思われます。ただその後も少し出てきていることから元ゾンビの治療済み者の死亡条件が問題になります。マキは飛び降り後はガルルとしか言っておらずゾンビになっています。つまり元ゾンビだったマキはワクチンで治療されて人間に戻りました。そのマキが撃たれて死亡したのですからまたゾンビ化したのです。そうであれば再びワクチンを打てばマキはまた人間に戻れると考えられます。人間とゾンビを行ったり来たりする設定は斬新だと思いました。
東京ドームは火災で蒸し焼きになりました。しかし抜け道を知っていた子供たちはヒゲの三浦とともに脱出します。将太もそれを追ってキョウと逃げられました。ゾンビ物のラストは戦術核で地域を焼き払うという作品が多くあります。今回もドーム内はゾンビだらけです。もしドームから多数のゾンビが逃げ出せば手が付けられなくなります。さらに避難民がゾンビ化した東五を守る理由は無くなっています。ラストの将太が朝陽だと言った強い光は戦術核の爆発だと私は思います。







クルエラー ザン デッド8話あらすじと感想

水からも感染するとなると厳しいと思いました。
中央塔は避難民に水を解放しました。滝のように流れ出る水に民衆は集まってきます。顔に傷を持つ甲斐は水処理施設でプカプカとゾンビが浮いているのを見てしまいました。すでに水は汚染されていて飲むとゾンビに感染すると思われます。私は水処理施設の水を煮沸や蒸留すれば飲めるか、など考えてみましたが甲斐の表情からは厳しいようです。
テロ組織の赤い九月は、ワクチン開発成功の祝賀会を狙って塔の奪還を狙っています。民衆が水を奪いに混乱したスキを狙うのです。面白いのはキョウなどの愚連隊も中央塔憎しで共通しています。水を独占された恨みはゆるぎないようです。ワクチンが開発されたことが本当なら生活環境も良くなっていくはずです。しかし幹部への不信感や恨みは消えずに暴動を起こそうとしています。
島本はワクチンが開発成功したことをドーム内の大画面で証明しようとしました。その方法はゾンビ化した小津博士に自らの腕を噛ませるというものでした。幹部の島本が自らゾンビに感染するということはワクチン治療が成功していることの証明になるのです。しかし不運にも暴動の爆発と重なり島本はワクチンを打ち損ねました。そして彼は小津博士に食い殺されたのです。
赤い九月に協力している勇吾はマキたちとドームへ来ました。勇吾もワクチン治療をされていて人間とゾンビのハイブリッドのような存在です。このような作品ではゾンビは死ぬか、という問題があります。ゾンビは心臓など血流が止まったまま動き続けます。そして頭部が破壊されると動けなくなるのです。勇吾やマキなどワクチン治療者は血流が戻ってきているようにも思えます。そうであれば彼らが大怪我をすれば大量失血して動けなくなると思われます。勇吾たち治療済みの者の死因は通常の人間とほぼ同じだと私は考えています。