怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。

彼岸島第197話の感想とあらすじ

師匠の超パワーには邪鬼のそれを感じました。
病院内で明たちがピンチに陥っていると急に師匠が現れました。たぶん師匠は明が病院に向かった情報を得て自ら乗り込んできたのです。そういえば村には邪鬼と邪鬼使いがいるという情報がありました。邪鬼であれば忍者が束になってかかっても無理なのです。このクモ婆は中型ですが戦闘力は相当のものを持っています。ですから結局村を制圧するには武器を持った明か師匠がクモを叩く必要があったのです。
加勢に来た師匠の姿を見て私は改めて彼のサイズ的な大きさを感じました。これは師匠が雅にやられてパワー不足を補った結果です。師匠はタブーとされる同族の血を自ら注射して発作を起こしました。その結果パワーと巨大化を得たのです。私は師匠は中型の邪鬼と同様のパワーを手に入れたと思いました。
師匠と対峙したクモは糸を吐かずに尖った足で刺してきました。なぜクモが糸を吐かないのか理由は不明ですが、いろいろとクモサイドにも事情はありそうです。クモの糸も無限に出すことができずに一定量で打ち止めになると思われます。


彼岸島第196話の感想とあらすじ

かなりクモ婆との戦闘が長引いていると感じました。
明はクモに捕らわれたケンと加藤を助けて病院から脱出しようとしています。しかしクモは通路に糸を張って逃げ道を封鎖していました。たしか上階にはクモが出入りできるぐらいの大穴が開いています。クモは出入り口をそこに限定していたのです。この糸は外部から人間が入ってこないためと中の獲物が逃げるのを阻止しているのです。
クモは巨大邪鬼の姫とは違いターゲットを追跡し続ける習性はないようです。しかし人間を追い込みつつ袋小路に誘導する知能を持っています。それにまんまとハマった明たちは武器も無く絶体絶命のピンチに陥りました。
現在はレジスタンスが雅の首を捕るために各地の村に急襲をかけている状態です。これは周囲の村からの援軍を抑制して雅を孤立させるための行動です。ですから短時間で周りの村を制圧しなければならないのです。私は長くても一晩のうちに雅の村以外は潰しておく必要があると思っています。しかし明たちは最初の村で、てこずっています。現在は邪鬼にケンたちをさらわれて奪還作戦を強いられているのです。思えば明たちは逃げる村人を狩る役目でした。これは明チームでなくてもできるような気もします。もしかすると本隊はすでに先の村へ夜襲をかけているかもしれないと私は思いました。


彼岸島第195話の感想とあらすじ

今回は笑いを誘うシーンの連続でした。
ホースによるすいとんの術によりプールに潜った明と加藤は中央の山までたどり着きました。この山は繭が折り重ねられたもので頂上にはケンの繭があるのです。巨大クモから見えない角度から上がった明はひとつの繭を破いてしまいました。その繭の中身はすでに死亡していてミイラ状に干からびています。おもわず嘔吐する明に弱点が少し見えました。明は遺体にわくカニを見て吐いたのです。
ミイラ山から繭を下した明たちは中からケンを救い出しました。ケンは意識が無いのですがこれは毒による一時的なものだと考えられます。ケンが発見された以上、すぐにこの場から明たちは立ち去ろうとします。やはり他の繭に入っている人間を今は放置するのです。明も加藤も毒により体がしびれています。そのままクモと戦闘になれば裸の二人に勝ち目は無いのです。ここは一度撤退して他の者を呼びに行くのがベストです。
中から現れたケンは裸にバットを持っていました。ケンは意識を失って服を脱がされたのにバットだけは離さなかったことになります。妙な部分で強情さを見せるケンは面白かったです。ロッカーから服を拝借した明たちは出口へ向かいました。明とケンは白衣で加藤だけナース服というのは笑いました。