怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。

アキバタリアン 第7話の感想とあらすじ

ムキムキメイドの悲しみは印象的でした。
コーちゃんたちは鮫島軍に会いに行くために駅の方へ向かいました。まだ彼らは鮫島がどんなヒドイ男かは知らないのです。その途中でコーちゃんたちはあるメイド喫茶に立ち寄ります。そこではムキムキの男性がメイドの姿でウェイトトレーニングをしていたのです。
ムキムキ二人はスギタのことを鮫島軍と勘違いしています。そして奇妙な攻撃を仕掛けてきました。なるほどこのあたりは二人のムキムキのおかげで鮫島軍から守られていたのです。そこへゾンビ化したメイドたちがなだれこんできて店はパニックになります。偶然倒れたガスボンベに引火して店は大爆発しました。そしてムキムキたちはそこを寂しく立ち去るのでした。
私が想像したのはムキムキふたりの素性です。彼らはもともとメイド喫茶の常連でゾンビ騒動に巻き込まれたと思います。そして非力なメイドさんがどんどんゾンビになり絶望したのです。ムキムキは自分たちがメイドとなり街を守り始めます。この時点でムキムキも相当おかしくなっていたと私は思いました。前回はプロデューサーのアイドルへのゆがんだ愛情が描かれていました。今回はメイドへの奇妙な愛情がまた別の形で表現されているのです。

アキバタリアン 第6話の感想とあらすじ

鮫島という恐ろしいキャラクターが出てきました。
ひとりの男がリンチされています。鮫島は仲間を使って強権的な組織を作っているようです。そして武器や食料を集めて残った人間を組織に入れようとしています。まるで鮫島軍は民兵のような感じでした。その中で独裁的なリーダーが鮫島なのです。
鮫島軍は組織でゾンビを狩っています。囮を使う酷い手法ですが効果は抜群です。私は鮫島が秋葉原のゾンビを一掃して自分の領土を広げるつもりなのだと感じました。
助けたアイドルのマイマイがコーちゃんたちの部屋に来ました。彼女はひさしぶりのシャワーをあびると着替えをします。ここで面白いのはアイドルがシャワーも入れないほどの過酷なサバイバルをしてきたということです。そういえば彼女が単独で逃げてきたときの格好はステージ衣装でした。つまりアイドルイベントの最中に騒動が始まりそこからずっと服も着替えずに逃げていたことになります。ひとりで逃げ切るには過酷すぎる状況です。しかし半年間も隠れるには食糧調達の問題があります。まったく彼女の謎の経歴には頭を悩まされました。

アキバタリアン 第5話の感想とあらすじ

拳銃の残弾数の件は感心しました。
ケンというプロデューサーに監禁されたマイマイを救うためにタケルとコーちゃんはビルに入りました。しかしそこはトラップが張り巡らされたケンの罠だったのです。ケンはゾンビアイドルを救いに来た警察官を縛って食糧としていました。ですから拘束されたタケルたちは大ピンチです。しかしそこへ杉田が助けに来ました。コーちゃんは隠しマイクで杉田に状況を報告していたのです。彼らのピンチに腕っぷしの強い杉田が助けに来たのです。
ケンは警官から奪った拳銃を持って杉田と戦う気です。いくらミリタリーマニアの杉田でもエアガンでは勝てないのです。しかし杉田はだんだんと距離をつめてケンの拳銃を奪います。私は杉田の大胆な性格がこの逆転劇を作ったと思っていました。しかし杉田にはケンの銃の残弾が無いことは分かっていました。秋葉原がゾンビに襲われてから半年間経過しています。その間に拳銃の弾はすべて打ち尽くしているはずと読んだ杉田は大胆に近づいたのです。なるほど秋葉原で生活するにはゾンビのいる場所を通って食糧を確保しなければならないと思われます。その際にどうしても拳銃を使う場面があったはずです。とくに一人で行動しているケンなら自分で身を守る必要があります。長期間の生活で拳銃の弾は使い果たしていたのでした。