怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。

インフェクション第16話のあらすじと感想

天宮は姉妹を助けに行ってしまいました。
作戦は決められた建物を制圧して安全な場所を広げていく感じです。しかしそれ以外の建物で親子や姉妹の生存者がいました。彼らを無視して消防隊が作戦を遂行できるかがテーマとなります。
私は今回、実際の火災現場で似たようなことがありましたかねと考えています。消防隊到着時にはビルの上階で手を振って助けを求めていた生存者がいます。しかし作戦は下の階から順番に生存者の有無を確認して上がっていく方法です。一気に上の階まで駆け上がればその階の生存者は助けられるかもしれません。しかし退路を失って消防士が死亡するリスクが高まります。下の階から順番にいけば残された多くの生存者を発見できたり安全が確保できます。これは上階の者を見捨てる結果になりそうです。悩ましい問題を描いていて考えさせられました。

インフェクション第15話のあらすじと感想

軍事作戦さながらで見入ってしまいました。
平岡大学に保菌者が侵入したため消防隊は奪還に向いました。その際に正門から入り建物ごと封鎖をして安全確保できた場所を広げていく作戦です。私はここで建物に一体でも保菌者が隠れていると背後から襲われますし後続のキーパーやワーカーなどが危険になることを想像しました。やみくもに突入しないのは確実にこの作戦を成功させるためです。
もしも消防隊のような熟練の人員が無限にいれば、無計画にどんどん投入して敷地を奪還すれば良いだけです。しかし保菌者を制圧したり装備がしっかりした人員が十名ほどに限られる場合は後方は他のキーパーやワーカーにまかせざるをえないのです。消防隊がもしも保菌者に囲まれた場合は一度退却しますので退路の確保は重要だと思いました。

インフェクション第14話のあらすじと感想

反抗作戦が実行されました。
消防隊や民間人のチームは安全道路を広げる作戦をしています。ゾンビの群れを縄で拘束して排除するのです。私はこのシーンで頭をつぶさないのだなと違和感を感じました。ゾンビであれば弱点である頭や首を斬るのがセオリーです。ただゾンビの致命的な弱点が解明されていないのか、はたまた法律上、保菌者は病人とされるので傷つけてはならないといったことは理由は不明です。
今回もうひとつ面白いのは消防隊はキーパーから人材をスカウトしているということです。消防士とて少しずつ亡くなってしまいます。そこで体の強い民間人のキーパーからスカウトして補充しているのです。その点で天宮は直接入りましたから飛び級、あるいは高卒でメジャーリーグ挑戦のような感じです。