怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。

怪獣自衛隊18話のあらすじと感想

楓というボーイッシュ少女が噛まれました。
月島付近で聞き込みをしていた防人このえは第二の怪獣が少女を襲っている現場に遭遇しました。走って逃げるのは無理とみたこのえはマンションに逃げ込みました。一方後楽園では向井を囮にして第一の怪獣を誘導しました。これで強力な自衛隊の兵器を使うことが可能です。
後楽園の第一怪獣を倒したあと、生死の確認のため自衛官を近づいたのは悪手だったと私は考えています。何もその後の展開から後付けでそう思ったわけではないのです。蛇だって首を切られてもしばらくは動いたりひとを噛んだりできます。ですから死んだあともしばらくは反射的に攻撃する可能性もあるのです。あるいは未知の病原菌を持っている場合もあります。手の届くようなところまで接近するのは危険です。

怪獣自衛隊17話のあらすじと感想

向井がチョイと噛まれました。
水道橋に上陸した怪獣は自衛官の向井に噛みつきましたが車両ごと体当たりして難を逃れました。向井は軽傷ですがすぐに病院に運ばなければなりません。いったんは離れた怪獣はなぜか執拗に向井を追跡しはじめます。なるほど熊などが獲物に執着する性質と同じなのです。
まあ非情な作戦だと思いました。負傷した向井を追跡する習性を利用して怪獣を後楽園に誘導しようというのです。まるで向井を餌にして自衛隊が待ち構える場所におびき寄せる作戦です。ただ向井ひとりを危険にさらせば何百人という民間人を守れるというのであれば許されるのかなとも思います。これは自衛官の命を危険にさらして民間人の避難する時間を稼ぐといったことと同じです。しかし向井は大変です。

怪獣自衛隊16話のあらすじと感想

とうとう上陸されました。
沈没しかけた船から警察官を救助するために自衛隊が活躍しました。ただ近くに怪獣がいるため発砲には制限がかかっています。やっとで警察官を全員救助してこれからだというときに、ゴツゴツしたオロチの子供である怪獣が上陸してしまいました。
私は川で仕留められなかったのは残念に思いますが陸上ならどこへ行っても監視カメラもあり発見しやすいと考えています。またマスコミのカメラにも水道橋で中継されましたので国民の理解も得られやすいと考えます。これで多少強引な作戦で失敗しても許される感じはあります。あれだけの大きな怪獣が人を襲うのですから何としても食い止めるべきなのです。上陸したか否かという単純な違いですが現場の対応は大きく異なり緊迫感が増しています。私の中でも当作品は実は圧倒的に優れているのでは?という迷いが生じました。