怖いサバイバルホラー漫画の感想

なるべく事前情報を入れずにサバイバルホラー系漫画の感想などを書いていく。

町田ゾンビーズ28話の感想とあらすじ

オネエは最後に漢気を見せました。
腕を折られたオネエは運営にナイフを突きつけました。たしか身体検査しているはずでしたがナイフは見落としたようです。ですがスナイパーに狙われて人質の効果は無いようです。ほどなく闘技場が下がりゾンビが出現します。この闘技場はとどめを刺しきれない負傷者が出た時にはゾンビに始末させるのです。同じ場所にいた運営の仮面と杉村は自分たちまでゾンビに襲われるとみてすぐに段差を上がりました。オネエも走れるはずですが座って覚悟を決めました。自分が上がっては勝敗がいつまでもきまらないからです。
オネエの達観は何か考えてみました。子供時代の復讐を果たした彼はすでに目的を達成しています。ゾンビパニックで生き残りましたがいつ終わっても良い人生といった感じです。医療の期待できないこの世界で腕を折られるのは致命的です。逆転の目も無くなり覚悟をしたとみられます。

町田ゾンビーズ27話の感想とあらすじ

オネエにも暗い過去があったようです。
柔道の杉村は不良に復讐しました。ただ杉村が入部しなければ女子マネも入部しなかったと言われ自らを責めました。まったくの詭弁ですが杉村に効いてしまったことはたしかです。描かれていませんが杉村も不良も大事にせずに終わったようです。
イレズミオネエも子供時代に誘拐されたことが回想されました。なるほどこのレベルになると何らかの方法で初期のゾンビパンデミックを生き抜いた猛者ばかりです。その中には過去のトラウマから戦闘能力を開花させた、あるいは自己防衛のために格闘技を身に着けた者が多そうです。

町田ゾンビーズ26話の感想とあらすじ

杉村の過去も女がらみでした。
柔道部に入部した杉村は不良のたまり場を一掃して女子マネまで入部するという感じになりました。新入部員も入り順風満帆の杉村でしたが面白くないのは追い出された不良四人組でした。彼らは復讐のため女子マネを手籠めにして一年をしめました。それをしった杉村は狂戦士となり四人に襲い掛かるのでした。
私は杉村も少年院に入るなど暗い過去があったと推測しています。現実のファイトよりも過去の回想シーンが分厚く描かれているのがこの作品の特徴です。冒頭はゾンビパンデミックの始まりを描き見どころとしていました。ただそれは一回しか使えませんので続かないのです。ですから決闘や回想シーンによって後半の見せ場を作っていると感じました。