陽は背中を薄くスライスされて絶命しました。
死を悟った陽は娘へ愛の言葉を送りました。すると魅央の体がもとに戻ったのです。あのような木と融合した姿は本来のエボルではなかったということです。さらに魅央は父親の意思をついて大阪城のクローン装置を守ることを宣言します。白マッシュルームのマスターはそれを許さず戦闘が開始されました。
さて不意を突かれたとはいえ陽があまりにもあっけなくやられたことは驚きでした。トール型といい勝負ができる自我の残るエボル隊長である鷹代陽が戦闘で負けるとは違和感もありました。ただ陽も見た目は若いですが良い歳ですし目がかすむなど衰えもあります。そこへバリバリの現役のエボルであるマスターが来たのですから大変です。このマスターはエボル部隊で幼少期からエリート教育をされていてその実力も確かです。さらに武重クローンを作って世界を救うという明確な目的もあります。ですから陽が負けるのもある程度仕方がないのかなと私は感じました。