ついに鷹代陽の所在が確認されました。
武重先生の腕がちぎれたため急遽移植手術をすることになりました。フューズ03こと武重は自我を保つ制御可能な融合体でありトール型とのファイナルフューズの候補でもあります。この03と瑛士の04が戦場に出ればカイジュウの群れを退治することは可能であると早乙女は言いました。そこでまずは負傷した武重の腕を他の個体から移植するのです。
移植用あるいは実験用に保存されているカプセルの中には複数の実験体がいました。彼らはカイジュウの細胞を植え付けられて観察されていたようです。うまく融合すればフューズ01や02のようになり失敗すれば眠らされて研究用に保存されるのです。陽はそのカプセルの中で眠っていて植え付けられた細胞が発芽しない珍しい個体として研究されていました。
さてフューズ適合者が多すぎる問題ですが武重、瑛士などは有力な個体として研究がされていました。さらに陽は珍しい個体として残されています。こうみてくると同級生の瑛士、陽ともに研究対象になるほどレアな個体ですから偶然とは思えないのです。もしかするとスカイツリーに乗り込んだ白崎、未来、瑛士も陽の関係者ですからフューズ適合者の可能性はあります。