完全に私の予想が外れました。
中型で蛇のような手を持つフューズ04の中身は瑛士でした。他人の空似ということもありえますが現場には弟の絢士がいますから間違いありません。私は中身が陽だと予想しましたが意外な人物でした。瑛士といえば陽のライバル的存在の同級生で未来を取り合う恋敵でもあります。その瑛士はパニック初期にカイジュウに食われたと考えられていました。リストバンドが落ちていただけですから死亡は確定していなかったのです。瑛士は二種類のカイジュウと融合して本部につれてこられていました。非常にレアのあフューズですが自我が無く制御しにくいのです。それに対して武重は自我が残っていて機械的制御が外れたとしても白崎への愛などから自分を制御できると思われます。本部としては武重の方をファイナルフューズの適合者として重視しているようです。
さて本部の早乙女がなぜ最終融合を目的としているのか私なりに考察してみました。まず通常の小型カイジュウと融合した者、つまりフューズ01や02でもトール型を瞬殺できる戦闘力があることは確定しています。自然発生型であればなお戦闘力が高いのです。しかし機械的に制御するしかなく何かの拍子に暴走してしまう危険性があります。それに対してフューズ03の武重は自我が残っていて会話も可能です。白崎などが言えば制御できる可能性が高いのです。もしもトール型と武重が融合すれば戦闘力はさらに上がり制御可能となります。つまり敵のトール型複数の群れを一瞬で倒す最強の制御フューズが誕生するはずです。