フューズシリーズの構成が明かされました。
まず実験体の人間に人工的にカイジュウの細胞を移植したのが01と02のフューズでした。自然発生的に、つまり壁の中で何らかのアクシデント的にカイジュウに融合されたのが03の武重先生です。自然発生型の方がフューズとして戦闘能力が高いことが分かっています。そして武重は人間側が制御できる可能性があります。白崎は陽を探すために自分たち生徒の言うことなら武重は聞いてくれるとブラフを用いました。ただ白崎の言葉には強く反応する武重ですから、あながち嘘とも言えないのです。
本部の狙いは制御可能なレアなフューズを捕獲しているトール型に融合させることです。もしそれが成功すれば制御できるトール型フューズが誕生するわけです。その最終融合したタイプと本部にいる100体の実験体フューズを組ませて軍隊を作ることができれば最高です。現在スカイツリーはカイジュウに囲まれていますがフューズ軍を投入すれば勝てる見込みがあります。特にトール型には最終融合したトール型武重を制御して応戦させる気です。
フリーズしていた武重を白崎が再起動させるとある戦闘が始まりました。フューズ04は9割以上をカイジュウと機械で構成した人間との融合体です。なるほど本部としてはより強力なフューズを作り出そうとしていたのです。それが機械や大き目のカイジュウとの融合です。