グリードMがゴリラです。
カナメ、レイン、オボロ、オージが県外村へ向かいまいした。県外村には捜査に長けたシギル使いがいてワールドクラスハブを探すのに強い味方になりそうです。列車で県外村へ向かう間になぜこのメンバーかという説明がされていて楽しめました。この作品は様々な能力者が仲間になりますが人選の妙というのも見どころの一つです。今回はまずクチナシ会のキャンプにリュージを残しておかなければならないのです。リュージは見ただけで敵のグリードを見分ける能力があり検疫に不可欠です。ではなぜカナメを出迎える際にリュージが出張ってきたのかという謎も残ります。しかしそれは数時間ならキャンプを離れても良いという理由が適当です。足を怪我したシーミンはキャンプに残し、拠点防御の水の壁を使うスイも留守番になります。オボロは偵察能力があるため適任です。オボロはまだ信用できないためカナメが見張る意味でも連れてきています。オボロはシュカのような遠距離攻撃や多彩な術を使いますのでカナメと相性が良いと思われます。レインは参謀として同行すると考えるとスッキリしました。
日本のグリードの勢力圏は東京、名古屋、大阪です。大都市以外は多少シギル使いが守るキャンプが点在しています。西のほうは連絡がつかないためどうなっているかは不明です。このことから分かるのはグリードとて数に上限があるということです。もし無限にグリードを増やせるならビシビシ転送させて日本中を埋め尽くせば良いだけです。しかしそれができないので人口密集地の大都市を優先して侵略したのです。大都市を制圧しつつ地方のキャンプを襲うというのが敵の戦法と考えられます。